母が死んだ実家。
母は私有地の森の中で、獣に襲われ顔をめちゃくちゃにされて死んでいた。
何十年ぶりに帰った実家には、ロクな思い出がない。
母はステージママで、タレントになるために体重、姿勢、生活態度すべてを
支配し強制してきた。
だから、母とはずっと縁を切って生きてきた。
静まり返った大きな家には誰もいないはずなのに、
家の中を駆けずり回る足音がする。
車の鍵が消えた。
ま、ココまではホラー映画の王道のような怖さを醸していたのだが、
この先が、現実味がなさすぎて萎える。
くわえて、キュレンコ演じるアリスが、ガサツつぎて萎える。
母からの厳しい管理から解放されて、
その真逆位置にある自由を謳歌している女ってゆう設定になっていたとしても
家の中に得体のしれない何かがいるのに、
半裸でウロウロして、スマホも11%なのに充電しないまま。
無防備すぎるし、油断しすぎ。
真夜中に外に飛び出したはいいが持ち物はスマホだけ。
スマホのライトをたよりに闇夜をうろつく何者かをさがす。
自転車の少年が「顔を隠して」とさんざん警告するも、
ムシして顔丸出しで逃げ回る。
こんな頭の悪い女おる?
そんであの少年はただの野次馬Youtuber?
いろいろと現実味がなくて萎える。
最後の丸坊主の青年の顔が妙にかわいいのもリアリティなし。
かれこれ15年以上地下に閉じ込められていたのに、
さんざん人を殺してきたのにあの顔はない。
なぜ急に祖母へ反撃にでたのか説明もなし。
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2025年・フランス/ベルギー
監督: ダヴィド・モロー
脚本: ダヴィド・モロー、ジョン・ゴールドマン
音楽: ナサニエル・メカリー
出演: オルガ・キュリレンコ、ローラ・ボナヴェンチャー、フィリップ・シュラー
あらすじ:
母親の死をきっかけに幼少期を過ごした実家に戻った女性アリス。家の中で大量の監視映像や不気味な現象を発見し、自身の行動が常に記録されていることに気づく。妊娠の可能性を抱えながら、監視カメラに囲まれた孤立した状況から脱出しようと奮闘する中、不穏な手がかりと恐怖が次第に現実感を増していくサスペンス・スリラー。
