OSKの舞台、3回目。
お供でいく。
宝塚と比較すると予算1/3しかないのだろうが、
このコンパクトさが、妙な親しみやすさがある。
で、おもしろかった。
さすが松竹!とおもわせる舞踊と、歌舞伎のような所作。
そして歌。
分かりやすいストーリーに、華麗な舞。
オールフィメール舞台が、じゃっかん苦手なわたしだが、
めちゃくちゃおもしろかった。
だがひとつ、どうしても気になる点が。
舞台美術をエリザベートも手掛けている二村周作が作っているのだが、
この舞台美術のどのへんに「美術」感が?
ステージは上下二つに仕切られており、
そこを上り下りする階段が4つぎゅうぎゅうに並ぶ。
しかもその階段は、真っ黒な塊で、土台がすべて真っ黒。
プロジェクションマッピングでもなかった。
ただただ、舞台が暗くて重くて、じゃっかん汚くみえる。
さらには、照明が安っぽく、大事な場面に照明演出がなく、
メリハリもなく。
ドラマチックなシーンが、台無しになっていた。
さらにいうと、舞台の背景を映し出している映像が、明るすぎる照明で白トビを起こし、
背景がまったくなかったんだわ。
この美術にいくらお金を払ったんだろうか・・・・という疑問が。
芝居の構成や、和の踊りがよかっただけに、
めちゃくちゃ惜しい。
音響も悪かったな。大きかったり、小さかったり。
奥行きのないステージのせいか、
はたまた予算がなくて付け焼刃で人を雇ったのか・・・。
これでは役者たちがかわいそうだ。
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2026年2月1日
@ナレッジシアター
原作:新田次郎 新潮文庫 刊
企画協力:新潮社
演出・振付:尾上菊之丞
脚本:今井豊茂
音楽:藤舎貴生/玉麻尚一
振付:花柳源九郎
美術:二村周作
出演:椿りょう・城月れい・壱弥ゆう・京我りく・依吹圭夏・南星杜有・碧輝来・鼓珀響・奏叶はる・陽向だいち/桐生麻耶【特別専科】
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