*ちょこっとなおして再掲してます*
途中で、視聴をやめた。
リアルタイムで細木数子が数々の芸能人をぶった切る番組はみていたが、
最後の方は、過剰なマウンティングと、理不尽な服従を強いる姿勢が
独裁者的でイヤなきもちになったのを覚えている。
そしてまったくセンスのない改名をあらゆる芸人に強いり、最後は大嫌いになった占い師。
このおそろしく強欲な女の人生を
すばらしい女優の戸田恵梨香が演じても、まったく魅力的にうつらない。
戦後の貧しい家庭に育ち、悔しい思いをたくさんした。
マザコンのボンボンと結婚して自由がないからすぐに離婚した。
惚れた男に全財産と店の権利を盗まれた。
ヤクザの親分に弱みを握られて、おもちゃとしてひどい扱いを受けた。
それを細木数子は「地獄」とよぶが、まったく同情する気持ちがわかない。
「自業自得やん」と思ってしまう。
なんつうか、ただただ気持ちの悪い人物像だなと思って。
このドラマをとってる監督、最後まで細木数子のことキライだったんじゃないかな。
もしかして、戸田恵梨香も切り離して演じてるのかもしれない。
ほんま、イヤな女やで細木数子。
田村健太郎は、細木数子が嫁いだ静岡のボンボンを演じていて、
あいかわらずイヤな男っぷりで、愛おしかった。
ストーカーばりに細木数子に惚れて店に通う惚けた顔も、よき。
で、杉本哲太が引いてから、生田斗真が登場したところから、
あんな強欲ババアの惚れた、はれたに興味ないわーと思って断念。
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あとで調べたら、このドラマ「暴き系」のほぼノンフィクションとして
細木数子の裏の顔を描きたかったという意図で製作がはじまったらしい。
でも製作がすすむうち、細木数子のド根性這い上がりドラマとして方向転換したらしい。
訴訟とかバッシングとかを恐れたんだろうな。
その方向転換に納得せずにつくったカンジが伝わる。
だから画面から「愛」が伝わらない。
製作のスタンスがブレブレなのが画面から伝わるから、
どう見ていいのかが分からない。
「愛」をもってみるのか、
「呆れ」をもってみるのか、
「憎」をもってみるのか、
分からんから何をみせられているのだろう?
って思っちゃうんだよなー。
腹がくくれてない。
情けない日和ドラマですな。
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公開年・国:2026年・日本
監督:瀧本智行、大庭功睦
脚本:真中もなか
出演:戸田恵梨香、伊藤沙莉、三浦透子、奥野瑛太、田村健太郎、中島歩、細川岳、周本絵梨香、金澤美穂、市川実和子、高橋和也、杉本哲太、余貴美子、石橋蓮司、富田靖子、生田斗真
製作:Netflix
配給 / 制作:ジャンゴフィルム
あらすじ(400文字以内):
2005年、視聴率女王として君臨していた占い師・細木数子のもとに、売れない作家の魚澄美乃里が自伝小説の執筆依頼で訪れる。取材を通じて明らかになるのは、戦後の焼け野原から「銀座の女王」へとのし上がり、六星占術を武器にメディアを席巻していった壮絶な半生だった。巨万の富を築き、政財界や裏社会とも深く繋がっていく彼女の成功の裏側には、常に黒い噂が付きまとっていた。取材を続ける美乃里が、細木の右腕である弟・久雄から「姉の話は真っ赤な嘘だ」と告げられたことを機に、神格化されたカリスマの実像と、60年にわたる嘘と欲望の物語が暴かれていく。実在の人物をモデルに、一人の女性の苦闘と執念を描いたヒューマンドラマ。
