なんど観ても、飽きない舞台。
日本では珍しくなんども再演されている芝居。
10年近く家にひきこもっている26歳の青年をとりまく人間ドラマなのだが、
共感できるし、記憶がよみがえるし、泣けるが、
しっかり笑えるのだ。
見終わったら、「あ~、おもしろかった」って気持ちになれる。
ジメジメしてないし、辛さだけを描いていない。
家から出ないが、家族とは楽しく過ごしている登美男は、
演出家の岩井秀人氏がモデルとなっている。
だから、挙動不審な動きがなんとも言えないおかし味をうみ、
悲壮感がない。
内側ではそうとう葛藤しているのだろうと感じる演技が、笑いを生む。
家をでない登美男を家族としてそのまま受け入れている
母と妹との関係が微笑ましく、
だからといって引きこもりを放置することもできず、
葛藤している母娘のケンカもなぜか面白いのだ。
本当に不思議な演劇。
心の奥底が、小さいころからずっとコジレてるわたしには、
いつまでも刺さる演劇である。
このデータも消えてしまうのかと思うと残念過ぎる。
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2010年
作・演出:岩井秀人
出演:岩井秀人, 成田亜佑美, 坂口辰平、平原テツ、チャン・リーメイ
しかし、「いきなり本読み!」が博多座で、
ミュージカル版を上演する日がくるとは思わなんだな。
こら、争奪戦やで。
残り1枠は誰だろうか?
場を締めたり、壊したりできる藤井隆的な人を入れないと、
このメンバーだけでは盛り上がらんような気がする。
「ごっちん」で、ミュージカルするんかな?
誰かが新作を書くのだろうか?
▼あらすじ
▼田村健太郎の登美男、観てみたかった。
▼2021年の舞台
▼配信




