“罪を犯している自覚があるか”ってことか。
大東駿介、いい役者になったなぁ。
少年・晃が、刑事となり故郷に戻った時、
どんな刑事になってるのかを注意深くみてしまった。
刑事・晃は、少年時代に起こした事件のせいで、グレーな部分を持たざるを得ない状況にある。
地元で起きた事件を解決するごとに、田舎ならではの曖昧な正義の境界線を知り、
正義感が暴走して、自分自身のグレーな安全地帯が揺らぐ。
その正義感と、隠しておきたい過去と葛藤の演技は、
緊張感があって、臨場感もあって、なかなか目が離せなかった。
いい演技だった。
高良健吾が演じた裏稼業・春は、余計な感情をすてて、
淡々と闇仕事を対処していくのだが、仲間にも恵まれ、愛する家族もあるのに、
どこか心が冷え切っている男の“悲哀”を、うまく醸していた。
脚本がいい。ラストの「誰もが納得するけじめ」にはちょっと疑問があるが、
そこまでの話は、なかなかよかった。
原作ナシで、監督が脚本も書いている。
42歳と若く、これが初監督作品。
「笑いのカイブツ」はあんまり見る気がしなかったけど、
がんばってみてみようかと思う。
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2024・日本
監督: 齊藤勇起
脚本: 齊藤勇起
音楽: Teje、Yehezkel Raz
出演: 高良健吾、大東駿介、石田卓也、村上淳、佐藤浩市(特別出演)、椎名桔平、奥野壮、勝矢、坂元愛登、田代輝、柴崎楓雅、深澤幸也/大槻ヒロユキ、朝香賢徹ほか
配給: ナカチカピクチャーズ
あらすじ:
地方の小さな町で14歳の少年・正樹の遺体が橋の下で発見される。彼を殺した犯人だと疑う同級生の春・晃・朔は、その老人を追い詰めた末に殺害し火を放つ事件を起こす。あれから22年、刑事となった晃は別の少年の死体が同じ場所で見つかったことから、春や朔と再会し、心の奥底に封じた過去の罪と向き合うことになる。罪と悪、贖罪と正義の曖昧な境界を描くノワールミステリー。
あんなに仲良かった4人が、ある事件をきっかけにバラバラになっていく。
スタンド・バイ・ミー的要素もありながら、
なかなか心理的におもしろい映画だった。
ハンサム少年を演じた子役は、ひとりだけ声変わりしてなくて、
ハイトーンの声が逆にかわいらしかった。
春少年を演じたのは「ふてほど」でおっぱい!おっぱい!と連呼してた高校生役の坂元愛登。
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12月30日に買った、ことしのラッキーカラーの赤い花が8日現在もまだ元気に咲いている。
ガーベラ。
花瓶に錫をいれているかららしい。
花が長持ちするのは嬉しい。
今日は気分が乗らず、会社を休んだ。
明日も休んでやろうと思う。
見知らぬ会社の人から、仕事の依頼電話&メールはムシ。
携帯電話で個人のやりとりが中心になったから、
「休み」を知る手段がないんだよな。
昔は会社に電話かけて「今日はお休みいただいてます」と誰かが言うてくれた環境があったのに。
放置しておこう。どうせわたしはサラリーマンだから。



