ヤバイ。おもろすぎて、見た日の夜は、
WWFの夢ばかり見て、ぜんぜんぐっすり眠れんかった。興奮しすぎた。
わたしがWWF中毒になっていたのは、
SCSA、ザ・ロック、ジ・アンダーテイカー、ミック・フォーリー、D-Generation X、マクマホン一家が吉本新喜劇ばりに2時間のソープドラマを生で演じていた黄金期だ。
視聴率戦争を繰り広げていた敵団体WCWを買収してから、
おもしろさが半減して離れてしまった。
あれから20年、2023年にWWFの生みの親ビンス・マクマホン・Jr.が完全撤退し、
その後をしっかり引き継いだのが娘婿のHHH。
ビンスはWWFのプロレスに台本があることを公言していた。
ファンもそれを納得して、生ドラマとしてヒヤヒヤしながら納得してみていた。
だがHHHは、勝敗もさることながら、レスラーが繰り出す技のひとつひとつまで、
ゴリラ・ポジション(統括室)から指示していたことを明かしている。
リングで、殺しあうほど憎みあっていたはずのレスラーたちが、
バックステージに戻った瞬間、ハグをしあいお互いの健闘を称えあう。
技の手加減をまちがえ、相手にけがをおわせたことを「ゴメン!」と声をかける。
試合前に緊張している選手をハグしてHHHが全力で励ます。
大健闘して戻ってきた汗まみれ、血まみれの選手をHHHがハグして耳元で称える。
すべてのHHHの意のまま、手のひらの中。
ここまで裏側をみせてもWWEの視聴率はさがらない、
それ以上のものを毎回、命がけでオレも、レスラーたちも作り上げている、
という自信の現われでもある。
何があろうとも、必ず這い上がる無敵のCEOだったはずのビンス・マクマホンでさえ、
昨今のコンプライアンスの前では復活することができなかった。
WWFの大看板だった男があれでは、多くのファンが離れていったであろう。
それでも、そのショックを上回るエンタメを提供できる自信があるからこその、
このドキュメンタリーなんだろう。
ま、このドキュメンタリーもイイトコばかりをより抜いて、
戦略的につくっているに違いないのだが。
組織に従順なレスラーだけに取材を許したんだろうしね。
でも、HHHは大出世したなと、感慨深い。
気になったのは、ジョン・シナ。
20年前に見たときは、アメリカの大学の社交組織フラタニティにいてそうで、
すごくキライなキャラだった。
でも、今の彼は目の輝きを失い、すべてに失望した男の顔になってた。
「体力の限界」って言ってたが、大きな何かがあったんだろう。
そして、初見で虜になった女子レスラーのリア・リプリー。
ヒールなのに、屈託のない笑顔をさらして、
大怪我したときの話をケラケラわらいながら話す。
相手のレスラーを非難することもない。
なんちゅう表裏!
レスラーは、大きな代償を払いながらあのショーを作っているのだから、
すごい!の一言につきる。
WWFがつくるプロレスショーは、スタントなしの吉本新喜劇アクション版なのである。
生舞台なのである。
アドリブ入れてもキッチリ2時間で終わる。
知ってるつもりだったけど、ここまで裏をみせられると、リスペクトしかない。
レスラーたちは、命を削って大芝居をうっているのだ。
このドキュメンタリーは、エンタメ界で仕事をする人、必見である。
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2025年/アメリカ(Netflixオリジナル)
形式:ドキュメンタリー・ミニシリーズ(全5エピソード、各約50分)
監督:クリス・ウィーバー
エグゼクティブプロデューサー:ペイトン・マニング、ジェイミー・ホロウィッツ、ロス・ケトバー、キース・コスロウ、ケン・ロジャース、ジェシカ・ボディ、リー・フィッティング、ベン・ハウザー、マーク・ポマリコ、ショーランナー:エリック・パワー
制作会社:Omaha Productions、NFL Films、Skydance Sports、WWE(共同制作)
配給:Netflix(ストリーミング配信)
上映時間:各話約50分、全5話構成Netflix
内容:
WWEのビッグイベント(Monday Night RAW、WrestleManiaなど)を舞台に、舞台裏で働くスタッフやスーパースターたちに密着。成功に向けて奔走する瞬間や緊張、クリエイティブの裏側に迫る貴重な記録
▼書ききれなかったメモ
・オレたちはショーの10~15秒先の指示をしているんだ。
・リプリーを称えるテイカーが出た。
・RAWがNetflixで配信される記念で制作された。3億人が見れるが、日本は視聴不可。
・招待したインスタグラマーが、ステファニーとHHHにのせられてロイヤルランブルに参加。膝あてもなく、大技をかけられて、足の皮ズル向け。WWFが囲っているインスタグラマーか?じゃないと、訴訟になる。
・パッとみたカンジ、わたし好みのレスラーは女子にしかいなかった。男たちには、華がない。予測不能なおもしろさがない。
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井上芳雄のエリザベート、申し込んだものぜんぶ落選した。
FC入会歴10年目だけど、こんなんはじめて!
予定枚数を大きく上
残念ながら全ての公演が【落選】となりまし
コロナ禍からずっとすそ野を広げる活動してたから、
その成果がようやく出た!ってところなんだろうね。
寂しいけど、エリザベートはもうかれこれ10公演以上みているから、
新規参入者に特別な機会をお譲りしよう。
バラエティで見慣れてる人からするとビックリする変化だと思うよ、
井上芳雄のトートは。
めちゃくちゃかっこいいし、歌のうまさにビビるからさ。
あぁぁ、残念だなー。
