いやぁ、観客のノリにびっくりした!
ジョン・キャメロン・ミッチェルと、中村中が出演した
「ヘドウィグ・アグリーインチ」に次ぐ、盛り上がり方やった。
ヒューヒュー&イエィ!で盛り上がっていた。
観客には宝塚関係者はもちろんのこと、
USJなどのダンスパフォーマーたちも多くて、ノリノリやった。
このミュージカル観るなら、ぜったい夜公演の方がおもしろい。
わたしが見たのは、東啓介と甲斐翔真の大阪初日。
甲斐翔真が、めちゃくちゃ楽しんで、ローラになりきっているのが、伝わる。
童顔で、めちゃくちゃ表情が子供っぽくてかわいい。
1幕は、ブレスが気になり、東啓介と甲斐翔真ともに、
アップテンポの歌は、何を言っているのか歌詞がまったく聞き取れなかったが、
舞台映像も、映画も見たことあるので、問題なし。
アメリカのソープオペラのような大げさな芝居が、
じゃっかん気になったが、ドラッグクイーンとなると、
こういう演出にならざるをえないのだろうか。
そこを多めにみれるほど、最後にはみながハッピーになるミュージカルだった。
最後の〆の音楽では、みな総立ちで拍手するし、
開放&発散するのに、ちょうどいい舞台やったと思う。
ローラを田代万里生が演じたら、どうなってただろう?と想像する。
井上芳雄との絡みでは、子供であろうが、プリンセスであろうが、
まったく声色を変えずに歌いきる、ローラだったら、どんなカンジになっただろうか?と想像する。
おもしろそうかも。
あの圧巻ランウェイからの、出演者みなブーツはいてのダンスの
たたみ終わりは、コメディとして秀逸やったと思う。
余計なセリフも演出もなく、工場メンバーも、彼女も、
他人のあるがままを受け入れてハッピーに踊る。
どこで心変わりした?という疑問もなくはないが、
そんな小さなコト気にせず、踊っちゃえばえーやん!的なエンドだった。
それが、めちゃくちゃ良かった。
今回のキャストは、ガラリと若返ったが、
若い俳優たちのがんばりも、ちゃんと応援しなくちゃと思った次第。
残念なことに満席御礼になってない回もあるみたいだから、
迷ってるひとは、ぜひこの機会に。
つぎ大阪くるときは、争奪戦になると思う。
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2025年 5月26日夜公演
原作・脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
作詞・作曲:シンディ・ローパー
演出・振付:ジェリー・ミッチェル
翻訳・訳詞:高橋亜子
美術:デイヴィッド・ロックウェル
衣装:グレッグ・バーンズ
照明:ケネス・ポスナー
出演:東啓介、甲斐翔真、田村芽実、熊谷彩春、大山真志、ひのあらた、飯野めぐみ、多岐川装子、中谷優心、穴沢裕介、佐久間雄生、シュート・チェン、大音智海、工藤広夢、轟晃遙、本田大河、長澤仙明、藤浦功一、石川剛、聖司朗、舩山智香子、伊藤かの子、熊澤沙穂、竹廣隼人、趙京來、奥田奏太、星駿成、村山董絃、古澤利音、見﨑歩誠、髙橋維束、上條駿、加藤文華
会場:オリックス劇場(大阪)
公演日:2025年5月26日(月)夜公演
上映時間:約2時間30分(予定)
ジャンル:ミュージカル、ドラァグ・クイーン、再生劇
配給・制作:アミューズ、フジテレビジョン、サンライズプロモーション東京
ミュージカル『キンキーブーツ』は、イギリスの田舎町ノーサンプトンを舞台に、老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目チャーリー・プライスが、経営難に陥った家業を再建するため、ドラァグクイーンのローラと出会い、彼女のためのセクシーで頑丈なブーツ「キンキーブーツ」を製造するという物語です。
チャーリーは、父の急逝により工場を継ぐことになりますが、経営状態の悪化に直面します。ロンドンで偶然出会ったローラの壊れたブーツを見て、ドラァグクイーン向けの特別なブーツを製造するという新たな市場を開拓することを思いつきます。ローラをデザイナーとして迎え入れ、従業員たちと共に試行錯誤を重ねながら、工場の再建を目指します。
物語は、チャーリーとローラが互いの違いを乗り越え、理解し合いながら、偏見や困難に立ち向かう姿を描いています。最終的に、彼らはミラノの展示会で「キンキーブーツ」を発表し、成功を収めます。このミュージカルは、実話を基にした2005年の映画『キンキーブーツ』を原作としており、シンディ・ローパーの音楽とハーヴェイ・ファイアスタインの脚本によって、感動的なストーリーが展開されます。



