談春さんの40周年記念の会なのに、
さだまさしのファンが8割ちゃうかと。
案内があってすぐにチケットとったのに、2階の1列目やった。
談春ファンのための、先行販売なかったし。
10月の独演会でチケット販売するというてたのに、それもなかった。
談春さんが危惧するように、ほとんどがさだまさしファンだった。
そしてさだまさしファンは、談春さんの落語がはじまったらイビキかいて寝やがる。クソジジイどもめ!
会場に現れた談春さんの一声は、いつもよりワントーン高い声で、
よそ行きの声だった。
40周年最後の仕上げの公演なのに、気配り5割増しやった。
さだまさしのファンは、それほど強力なんだろうな。
背中と腰がまがったお年寄りも多かった。
ふだん1歩たりとも外出しなさそうな年寄りを、中之島くんだりまで出てこさせるほどの何かがあるのだろう。
ツアーまで組んで、遠方からめっちゃ人来てたし。
「がんばってー!」なんて声かけるおばちゃんもいるし。
あきらかに、おばちゃんよりさだまさしの方が、がんばってるよ。当然やん。バカなん?
落語のお客さんとあきらかに態度がちがう人が多くて、
ものすごくイヤな気分になったりした。
三方一両損
談春さんでこれきくの、2回目か。大岡越前守は談春さんいわく、普通の事件よりも変わった事件を好む変人ちゃうかと。だからこんなケンカに首ツッコんで、お節介しようとしたんちゃうかとね。なるほどね。
さだまさし・ショー
案山子、秋桜、北の国から、関白失脚、最後の夢
漫談かのように、なめらかにしゃべり、観客を笑わすさだまさし。
たしかに、おもしろい。
軽やかに同業者の悪口を言う。
そして、声も若い。うたの伸びもいい。
さだまさしのチケットは、あっという間に売れるらしいから、これを聞けたのはラッキーなのかもしれない。
でも、手を振ったり、ペンライトをふったり、一斉に声かけたりするのは、
談春ファンとしては置いてけぼりにされた感があって、つまらなかったし、
わたしは20個も年上のひとたちのノリとは合わせられない。
正直、ちょっと引いてしまった。
関白失脚をうたった後、談春がでてきて頼むから「最後の夢」を唄ってくれと。この曲をきいて、「これからの芝浜」を変えようと思ったんだからと、懇願して「めんだくさいんだよ」と吐き捨てた。
あなた、きょうはチョイチョイ、ふだんファンの前でみせない悪いさだまさしを出してるね、とたしなめられて、しぶしぶ歌う。
やっぱりわたし歌詞が頭に描けないんだよね。さっぱり分からんかった。
(これからの)芝浜
さだまさしに時間を押されたせいか、ものすごくコンパクトになった。
そして、ものすごく聴きやすくなった。
お浜さんがむかし体を売って生計をたてていた話はなくなり、
お浜さんのウソに怒るクマさんでもなくなっていた。
クマさんは、ひたすらお浜さんにあやまる男に変わっていた。
現在の男と女の姿に近くなっていた。
年始年末の噺らしく、「一鷹に富士山なすび」をオチに。
進化しつづける芝浜。来年きくのが楽しみ。
ちゃんと3時間で終了してた。大人対応になってた 笑。
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2024年2月28日
@フェスティバルホール
来年も、5回ぐらい関西に来るみたいだから、うれしい!
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放置していたレビューがようやくかけた!
映画のレビューを少し残しちゃったけど。
ずっと書けなかったレビューを9本も書いた!
タイルカーペットを80枚も貼ったし、80キロはある天板を動かして、
テーブルの下までちゃんと敷けた。背中つった。部屋が明るくなって、あったかくなった!
もう本当に疲れちゃった。やりきったな!
