配信『ワレワレのモロモロ2024 札幌東京編』 | 気むずかしい いろいろ

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2年ぶりの「ワレワレのモロモロ」。

配信で。

 

舞台芸術家、役者、会社員が、

自分自身の辛く、恥ずかしく、曝け出すのが難しいけど、

どうにもこうにも処理しきれていない重荷となっている経験を

演出家・岩井秀人の指導の下、脚本にしあげていくというワークショップから、

演劇としてしあげていく、実験的で、セラピーのような演劇。

 

これの2回目を待ってました。

2022年は、ほんとうに自分の身を削られるような話が多くて、

かなりズシリとくる観劇体験になるから、チケットを買ってもなかなか見れなかった。

 

が押し寄せる仕事を押しのけてようやく最終日に見れた。

前回ほど鋭利な抉り方ではなかったが、

自分におきかえると、なかなかココまで曝け出すのは勇気がいるだろうなと思う作品が2つあった。

 

岩井秀人は、ミュージカル「おとこたち」を最後に、舞台の演出から距離を置き、

全国のあっちこっちでワークショップといきなり本読みをしている。

なぜか、大阪には1回もこなくてさ。

 

いきなり本読み、またみたいな~とか、

見るだけならワークショップ行ってみたいな、と思っていた。

 

岩井秀人は、父親からヒドイDVを受けていたことと、引きこもり生活をしていた経験があり、

過去の出来事で苦しんでいる人たちを、

どうにか自分自身の力で乗り越えられるよう、

アウトプットして苦しみから解放させるワークショップをしている。

 

「演劇」という武器をもって、エンタメとして楽しめるように、

解放させるワークショップ。

おもしろそう!

わたしも、母との問題を長年抱えているし、この苦しみをなんとかカタチにして、固めて処分したいと思っている。

だから、岩井秀人が展開するワークショップにものすごく興味があって。

 

この演劇をみて、オンラインワークショップい申し込むことにした。

ものすごく恥ずかしいのだけど、やってみる。

 

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2024年

構成・演出・脚色:岩井秀人

出演:板垣雄亮 、足立信彦 、滝沢めぐみ 、南雲大輔 、納谷自大

 

納谷真大 『恵比寿発札幌、仕方なき弁』

足立信彦 『僕の夢、社長からハト』
滝沢めぐみ 『クローゼットのほとけさま』
南雲大輔 『アメリカで起業したら大変だった件』

食事しながらみたから、1本目、キツかった~