いやぁ、上白石萌音ジルーシャが、想像していたよりも5倍ぐらい良くて、焦ったわ。
これまで、ぼんやりとしか観てなかった物語が、
めちゃくちゃクッキリしてみえて、もう5回はみてるはずなのに、
「えっ?こんな物語やったん?!」と新しい発見がたくさんあった。
上白石萌音自身の、幼さや、無邪気さがうまく役に落とし込まれていて、
毒づいているセリフでは、客席に笑いがあふれていた。
彼女のコミカルさにあわせて、井上芳雄もコミカルなダディを演じていて、
あたらしいダディ・ロング・レッグスになってたんちゃうかと思う。
正直ね、「また、上白石萌音かっ」って、キャスト変更の知らせがあった時に思ったよの。
「組曲虐殺」「ナイツ・テイル」「ジェーン・エア」と、4作品も共演って・・。
ジョン・ケアードは、どんだけ上白石萌音が好きやねん!ってちょっと、倦厭気味やった。
だから、今回は見送ろうと思って、FCでチケットとるのやめたのだ。
けど、やっぱ、井上芳雄が大阪くるのに、行かんのはありえんわ!と思いなおし、
ぴあでとったら、よい席があたって、本当にラッキーやったわ。
坂本真綾のジルーシャは、やっぱりしっかりしすぎた女性になりすぎてて、
大学入学したての頃の不安さや、自分の無知を恥じるところとか、あんまりピンときてなかったんや。
芯の強さと、気の強さが立ちすぎてて、弱さが感じられなくて、
マウントとりたがる女像をずっと描いてたんだ。
だけど、この上白石萌音のジルーシャったら、
“どんどん成長して、自信があふれる女性”を等身大で演じていた。
だから、本当に、今回の観劇で気づく場面が多かった。
はじめは何も持ってなかった女性が、知識をみにつけ、知恵をえて、
自分で考え、判断し、思想を持ち、理想を持つ。
そして、誰にも指示されず、自分の考えで行動する“自由”を手に入れた喜びを、キラキラした表情で演じてた。
ほんとうに、めちゃくちゃよかったわ。
井上芳雄の声との相性もとてもよく、ハモリがめちゃキレイだった。
そして、そんな上白石萌音をやさしく見守るように、包み込むような優しい声がたまらんかった。
ビックリやわ。
めっちゃよかった。
2020年版では、キスシーンがなくなってたけど、2022年版では復活。
この年齢差だったら、ハグだけだと恋愛感は薄まってたかもしれと思ってたから、あってよかったわ。
もう1回みたかったな。
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2022年8月19日
@シアター・ドラマ・シティ
音楽・作詞:ポール・ゴードン
翻訳・訳詞:今井麻緒子
脚本・演出:ジョン・ケアード
出演:井上芳雄、上白石萌音
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<今日のいちまい>
「しびれ雲」3公演申し込んだら、3公演とも当選してしもうた。
ストプレは、めったにハズレないことを、肝に銘じなければならん。
2公演ぐらいでよかったんやけどな。
キャストをみたら、大人キャストしかいなかったから、
そりゃ、当たるか・・・と。
ま、でもケラ作品はめちゃくちゃ好きだから、たのしみ。

