舞台映像 偽義経冥界歌 生舞台は2回みた | 気むずかしい いろいろ

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生舞台は2回みているが、WOWOWでもう1度。

 

わたしは、源平合戦頃の歴史がまったく頭にはいらないのだけど、

最近は「鎌倉殿の13人」をみているから、うっすら分かってきた。

 

ま、これは創作だから、そないに歴史を知らなくてもいいはずだけど、

やっぱり知っているのと、知らないのとでは、物語の理解の深さが変わる。

 

すでに判明している歴史上の人物と事実をベースに、

独自の創作を追加していく作業は、一から創作するより難しいんちゃうかなと思う。

 

奥華という奥州に仕える架空の国が舞台。牛若(早乙女友貴)を奥州に送り届ける道中、奥華の玄久郎(生田斗真)が牛若をうっかり殺害。お咎めがこわいから、牛若の顔をしらない源頼朝(栗根まこと)に玄久郎を牛若として届けることに。玄久郎は義経とし、頼朝が指示するまま、戦に勝利をしていくが、その活躍が京の平氏の目に余り・・・。

 

二幕から、あの世とこの世がごちゃまぜになり、いろんな人物の野望で人々が殺し合い。なぜ、殺しあわなければいけないのか、と主人公が苦悩するという。ま、この先はよくある展開で。

ようやく物語を理解できたカンジやわ。

 

映像で見ても黄泉津を演じたりょうは、なかなかの迫力やったが、生では場が凍り付くほどの迫力やったのを思い出す。

ま、エンタメ作品だから、あんまり深く考えず、その場で楽しめればええのよね。

 

橋本じゅん弁慶と、三宅弘城弁慶は、だいぶん印象がちがったな。

藤原さくら、うたうまいな!ぷっくりした唇が、映像でみたらかわいかった。

 

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2019年

作:中島かずき

演出:いのうえひでのり

出演:生田斗真、山内圭哉、三宅弘城、橋本さとし、粟根まこと、りょう、中山優馬、早乙女友貴、藤原さくら

 

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<今日のいちまい>

思わず、9月のリーディング・プロジェクトのチケットを買ってしまった。

橋爪功×井上芳雄のね。

 

 

“劇薬な芝居を”と、橋爪功が言うてるからには、期待は高まる。

 

 

 

 

 

歌がききたいのは山々だけど、新しい芝居もみてみたいのよね。