いろいろあって、何年かぶりに歌舞伎を見に。
といっても、本格的な歌舞伎が演じられるわけでなく、
歌舞伎の見方を、教えてもらう、初心者向けの教室を、京都の南座で行われた。
わたしは過去に1回しか生で見たことがなく、
映像では何度かみているのだけど、どっかで取っつきにくいと思っていた。
この教室の第1部では、能楽者の茂山逸平が中心となって、
女形の演じ方や、奈落から出てくる役の意味などの解説が行われた。
とても分かりやすく、丁寧な説明で、子供でも理解できた内容ではないだろうか。
一緒にいった50代半ばと、40代前半の知人は、
歌舞伎はまったくのはじめてで、奈落の説明が特にお気に入りだったらしい。
“奈落”だから、あの穴からでてくるものは、人ならざる者。
そうか。言葉を紐解けば、ちゃんと理解できるもんなんやなと。
2幕は、義経千本桜の一場面、しずか御前の舞が中心で、ほとんどセリフなし。
歌舞伎というより、日本舞踊にちかく、知人ふたりは、はじめは喜んでいたが、すぐに飽きて寝てしもうてた 笑。
たぬきの両親の皮に懐かしさを感じて、化けてでた・・・。
なんちゅうか、奇妙な話でした。
でもやっぱり、セリフだけで物語を理解するの、難しいな。
茂山逸平さんは、しゃべりが達者で、お年寄り受けもよさそうで好印象だった。
能楽の女役は、化粧もしなければ、声も変えない。というを、歌舞伎と比較できておもしろかった。
歌舞伎より、手ごわいのが能楽なんよね・・・。
_______
2022年5月15日
@京都 南座
歌舞伎いろは 解説:茂山逸平
義経千本桜 吉野山 竹本連中:上村吉太朗、片岡千壽
________
<今日のいちまい>
やっぱり、HOさんとは距離おこうと思う。
人のうわさと、文句ばっかりや。
会話に未来と、アイディアがない。
現状維持派と時間をすごしても、あんまり楽しくない。
ま、1時間ぐらいなら、いいかな。
でもちょっと、距離をおこう。時間がもったいない。