仕事を納品した後に、上長から値引き交渉できないか聞かれた。
「はっ?下請法をごぞんじない?」
一瞬で、黙った。
もう何があっても、この男に敬意を払うことはない。
カンタンに値引きを口にするヤツを、わたしは心底軽蔑する。
今まで何社、潰してきた?
わたしは、プロのお仕事をした人には、適正価格を支払いたい。
値引きは、その人の仕事にケチつけたことになる。
たとえ100%満足できてなかったとしても、
損失につながらなければ、適正価格を支払いたい。
満足できなかったら、適正価格じゃなかったら、
二度とお仕事しないだけ。カンタンな話。
だから、飲食店の割引や、小売りの割引利用も好きじゃない。
ちゃんと労力と才能にみあった対価を支払いたい。
右から左の仕事で儲けてる大手企業の割引は、使うけどね。
先月、作品に一目ぼれしたアーティストに二作目制作の正式オファーをした。
彼は、二作目になるので割引を提示してくれたのだけど、丁重にお断りした。
二作目だからこそ、正式価格を支払いたい。
彼の作品に満足しているのだから、彼の作品の価値をさげたくない、とファンとしては思うのだ。
それをお伝えすると、喜んでくれた。
彼の作品は、今年の自分への誕生日プレゼントに。
作品が待ち遠しい。待っているあいだも、楽しい。
そして、別のアーティストの作品をプリントしたマスクも注文。
こういうアート作品、どんどん出て欲しい。
美術展でも、これから作品をプリントした物販品が増えるだろうな。
めぼしい美術展やってないから、
美しいものとの出会いが不足してる。
