映画 ファイナル・デッド・コースター ピタゴラスイッチの連続やな | 気むずかしい いろいろ

気むずかしい いろいろ

芝居、ミュージカル、落語、映画、
後輩、神社・読書・心理・呪いと祟りも。

 

ファイナル・デッドシリーズって、いろいろ出てるんやな。

たしか「ファイナル・デスティネーション」は観たが、飛行機事故後の生き残りたちの死に方がエグかったのを覚えている。

 

これは3作目にあたる作品で、ジェットコースターだ。

これを見るたら、2007年エキスポランド「風神雷神」の事故を思い出した。

映画ほど、メンテナンスがずさんじゃないにしろ、当時はかなりショッキングだった。

 

閑話休題。

 

移動遊園地のジェットコースターに彼氏と友達カップル4人でのるはずだったのだが、

主人公のウェンディが急に予知夢をみて「このコースターは事故る!」と半狂乱。

 

周囲がざわつき、彼女の乗る車両は停止したが、彼氏と親友がのるコースターは発射。

案の定、オイルがもれたり、つなぎ目がはずれたり、ねじが飛んだりで、コースターは空中分解。全員死亡。

 

生き延びたこと、助けられなかった罪悪感からウェンディは引きこもりとなったが、当日撮った写真の中に不気味なものが映っていることを発見。その直後、同じコースターにのっていた同級生二人が死亡。

 

ウェンディはまさか?と思いながら、同乗者の写真を調べると、意味深なシチュエーションで撮影されている。

※ここがちょっと強引。

 

座っていた席順で次々と、人が死んでいく(以降、ネタバレ)。

 

 

・日焼けサロンで、女子高生二人焼死。

・その二人のケツをおいかけていたスケベ男子学生、プロペラであたまを砕かれ死亡。

・体育系男子、学校のジムで頭圧死。

・パンクス気取りの女、ネイルガンで死亡。

・パンクス気取りの男、花火大会で銃器が倒れて粉砕死。

・妹、花火大会で爆死予定が難を逃れる。

・友達の彼氏、花火大会で焼死予定が難を逃れる。

・ウェンディ、パンクス気取りが死んで難を逃れる。

 

 

とま、こんなカンジ。死に方がピタゴラスイッチみたいに、めっちゃ偶然の事故死みたいになってるが、死神に着け狙われているんじゃないかと疑うも、、、。

 

日本なら、間違いなく寺か、神社でお祓いするね。

効果あるかわからんけど。

 

スプラッターで、軽ーくみられて、バッドエンドなB級ホラーはすごく好きや。

スティーブン・キングならここで、悪魔とか、化け物だすところだけど、

この映画では「誰かのせい」にはされていない。それがおもしろい。

 

ブリッジもみてみたい。

 

___________

2006年アメリカ

監督:ジェームズ・ウォン

出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッドライアン・メリマン

※2005年のJR福知山線脱線事故の影響で映画公開延期。