いや、驚いた。
早乙女太一は劇団☆新感線でしか観たことなかったから。
こんなに楽しそうな顔するんや!と驚いたな。
イキイキしてたし。
わたし、大衆演劇系をみるのがはじめてだったから、こんなノリなんやと驚いたわ。
合いの手入れたり、手拍子入れたり、歌謡ショーはじまったら立ち上がるし。
お客さんも楽しそうやった。
いつものおばさま層もおったけど、30代半ばぐらいの若い子たちも多かった。
「5年間、待たせたなー!!」と早乙女太一が叫ぶと、
「まってたよーーー!」とお客さんがこたえる。若い子たちが特に。
待ってたってことは、5年前の劇団朱雀の常連だったってこと??
30代前半ぐらいから、朱雀をみてるってこと??
わたしが普段みる舞台は、おばさま層が8割だから、この客層に驚いた。
舞台にどんどん若い人たちが観に来れば嬉しいなと思っていたが、ちゃんといるんや。若い子も。
日本の舞台は、もっともっと幅が広がるなと思った。
ほんま、夜公演の回数を増やしてほしい。
若い子はちゃんと定時まで働いて、急いで駆け付けてきてるんや。
大阪はビジネス街が狭いから、18時半開演ならギリギリ間に合うねん。
夜公演は人が入らん!って嘆いてる人おるけど、チケット争奪戦になる公演もある。
マーケティング調査ができてないんじゃないの?と。
周りが大騒ぎしながら盛り上がる中、わたしは冷静にこの状況を分析してみたりしてた。
自分を解放しきれない、さびしい性格だよ。
1部:舞踊ショー
早乙女太一の女形を観たのは、北野武の「座頭市」以来かもしれない。
やっぱり流し目キレイやな。仕草も色っぽいわ。
腰と肩を落として、首をかたむけて、くるくるくるくる。
キレイに回るよな。キレイやったわ。
2階席5列目だったから、早乙女太一以外、誰がだれやらだったけど、みなキレイでかっこよかったわ。
2部:お芝居 ねずみ小僧
客席から喜矢武豊が登場した瞬間、悲鳴があがってたわ。
若い時って、あんな声だしてたっけ?
年とると「うぉっ!」と低い声しか出んが、すごい盛り上がってたな。
なんでこんなに悲鳴があがるんか人物知らんかったけど、熱狂的なファンがおるんやな。
この演目ははじめてやるそうで、ほぼぶっつけ本番で演じたようです。
兄弟の殺陣あり。慣れた劇団員だからか、
新感線で見るよりも、うごきが早かったような。
ホレボレするかっこよさやったわ。
3部:歌謡ショー
みんな総立ち。上下に揺れてたから2階席、吊り橋みたいに揺れてたわ。
構造的に、だいじょうぶなんか、一瞬不安になった。
太一と木村了だけ歌ってた。早乙女太一、ノリノリやったな。
ダンスのキレもよくて、殺陣が美しいのはダンスの動きを取り入れてるからか。
身体能力、高いわこの人。
最後に劇団員全員と陣を組んで踊ってたダンスが、ほんまに美しかった。
早乙女太一、ええ顔してたな。
早乙女兄弟の殺陣も最高にかっこよかった。
兄弟やから息ぴったり。衣装も殺陣と舞踊が美しくみえるように計算されてたな。
アンコールは3回。
「ほんまに、しんどーーい!」で、やまないアンコールが終了。
大衆演劇って、柔軟さがいるんやな。落語みたいやな。
ハプニングに強くなるわ。
いや、新年一発目の舞台、いいもの見たわ。
これ外国人に観て欲しいわ。
日テレ+で放送あるみたいだから、忘れずにチェックしておこう。
あと蜷川舞台「お気に召すまま」に出演してた月川悠貴をなぜか思い出した。
いまはどんな活動してるんだろうか。探してもでてこない。
<追記>
1部と2部のあいだで、早乙女太一がTシャツを舞台上で手売り。
ほかの劇団員も舞台上で物販。
こんなサービスもするんやな、と感心。
そして、3部の途中で劇団員が客席にポケットティッシュをばらまく。
2階席までバラマキにきてたで。
これは嬉しいファンサービスやな。よう考えてる。
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作:中島かずき
総合プロデュース・演出:早乙女太一
出演:早乙女太一、早乙女友貴、喜矢武豊、木村了ほか
@サンケイホールブリーゼ キャパ約850人
客層は女9.5割。
おばさま層、4割。20~30代6割。
若い子は、ちゃんと仕事してる普通の子が多かった。
尖った服装の子も多くいた。
