”ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812” 2回目 | 気むずかしい いろいろ

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大阪に住んでいる者ですから、

せっかく東京にきたのならば、2公演ぐらいは見るでしょう。

でも、たった2回か!と後悔、山のごとし。

コメットシートに応募しなかった愚かさにも、後悔山のごとし。

 

いろいろ行った人の感想みていると、

コメットシート11回座ったとか言うてる人いただで。

なに関係者??

当日券買うのにも、早い時間から長蛇の列ができてたのに。

 

本当に楽しい舞台だった。

2回目は中央ブロック前の方の上手端。

最近、FCクラブなのに席が悪すぎる。

これならぴあのプラチナ力使った方がよい席とれたんじゃないかと考える。

 

でも、花道から演者が出たり入ったりするところが見れたし、

2階席では気づかなかった、舞台上の細かな演出が見られてよかった。

 

今回は、演者一人一人について思いつくままに。

 

井上芳雄

ダメな中年男させてもやっぱり素敵で、

でも、おどおどする姿はともて自然だった。

この人の歌声はいつも、意味もなく涙があふれる。

いや、きっと意味はあるのだけど、無意識下で涙が噴き出る。

こんな癒しがあるもんなんだなと、いつも新しい発見が。

ほんとうに素敵な俳優を知ることができて良かった。

 

生田絵梨花

これからドンドン伸びていくだろう若い女優さん。

わたしは若干、アンチ宝塚女役だから、

ナチュラルなカンジのまま伸びて欲しい。

 

はいだしょうこ

歌が強い。メッセージ性が高い。

歌詞の内容がよく分からないけど、感情だけは伝わってくる。

お客さんとからむ婚約者のくだりは毎回、アドリブらしいのだけど、

ハートが強い人なんだろうな。

 

武田真治

アンドレ役よりもお父さん役のほうが輝いてた。

あっちの方が楽しかったんだろうな。

 

小西遼生

この人の舞台ははじめて拝見。

ファルセットのところ2回ともヒヤヒヤしたけど、

ちゃんとぶれずに強く出てて、喉強いひとなんだろう。

歌も上手だった。チャラ男、似合ってる。

 

メイリー・ムー

この人、ミッツマングローブの星屑スキャットの人だったんだ。

“おかま”という人たちは、不思議なオーラ出す。

ちゃんとカミングアウトしてる人は、本当にキラキラしてる。

 

水田航生

どっかで観たことがあると思ったら、

福田雄一「モテリーマン講座」でみたんだった。

まだ“臭さ”が残るから、もうちょっとのような気がする。

 

その他にもダンスリーダーや、アコーディオン担当の人とか、

舞台上でキラキラしてる人がたくさんいた。

 

本当に楽しい舞台だったな。

CD化と再演して欲しいな。DVDはカメラが難しそうだけど。

 

華やいだいい舞台だったし、気分が晴れた。

幸せ!!