民衆の敵 | 気むずかしい いろいろ

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芝居、ミュージカル、落語、映画、
後輩、神社・読書・心理・呪いと祟りも。

演出:ジョナサン・マンビィ、出演:堤真一、安蘭けい、谷原章介、段田安則


 

堤さん、コメディとシリアスを交互に出演するのか。今回は難しいほうだった。長台詞、まったくかまず、詰まらずスラスラと。すごいわこの人。ピロティーホールをマイクなしで演じる役者たち。役者によっては向きを変えると声がぜんぜん届いていない人もいたけど、これはマイクなしで演じた方が説得力あるんだろうな。

事実は真実の敵。民衆の利益と真実の損益。社会風刺ドラマだった。
こんなに途中で終わって、ハッピーエンドにならない舞台ははじめてみたんじゃないかな。しかも、2時間45分休憩なし。堤さんの体力すごいわ。

幕があがってすぐに、となりのおばあちゃん二人組が結構なボリュームで「何いってるんか聞こえん」だとか「あれは誰?」だと喋りだしたから、
「しーーーーっ!舞台中に喋っちゃダメですよ」と注意したら、「チッ」って舌打ちされたわ。「話がわからん!」って言いだす始末だし。。。
そんなんなら、出て行ってくれ!!

「お蘭、登場!」で横に座った40代後半カップルが、ずーーーっと喋ってて注意するのが遅すぎて、セリフがほとんど頭に入ってこなかった後悔から、喋る奴はすぐに注意することにした。
舞台を観る人が増えたのは嬉しいけど、舞台鑑賞にはちゃんとマナーがあることを知って欲しい。たのむから黙ってみてくれ!!

2018年最後の舞台。堤真一でくくれたのは嬉しかった。
堤さんは天真爛漫な人なんだけど、どの舞台でも手を抜かず、全力でやってる姿に打たれる。プライベートでの感情の起伏が舞台に影響されないというか。フラットな状態からいつも演じてる感じがする。だからいつも安心して見れる。いい舞台だった。