1月1日、TVをつけながら届いた年賀状の整理をしていました。
突然、地震のニュースが入りましたが、能登半島のことでこちらは大したことないだろうと思いました。
 しかし、続けて携帯がけたたましく鳴り、これは尋常な状態でないとあわてて外に出ると、電線が大きく揺れ、車庫に止めてあった自動車が前後に揺れ今にも動き出しそうでした。
 東日本大震災の時も、電線が揺れ船酔いしたような感じでしたが、今回はそれ以上の大きな揺れでした。
 その後、異常がないか家の中を調べてみると、仏壇が斜めになっているのが確認されました。我が家はこの程度で済んで被害はありませんでした。
 次の日(1月2日)、事務所がどうなっているか確認に行きました。
ほとんど異常はありませんでしたが、マガジンラックが倒れており、入れてあったパンフレット等が散乱しており、台所では戸棚にあるコップ1個が床に落ち割れていました。
 私のところは、この程度のことでホッとしているところです。

 TVでは、各地の状況が続々と放映されています。
 新潟県内でも、液状化現象が発生したり、交通機関の混乱等さまざまな影響が出ています。
 能登半島の方は、火災も発生し、何百棟も焼失した様です。阪神淡路大震災 の時も同じ様に火災が発生しましたが、始めは数件でしかなかったものが、次 第に周りに延焼し大規模な火災となっています。
 時間的、技術的に無理かもしれませんが、初期段階でヘリコプターを使って消火剤をまいて鎮火できないものかと思います。それが可能であれば大規模な火災に発展しないで済むのではないかと思います。

 阿賀野市では、12月30日に中心商店街で火災があったばかりです。
 1日置いてこのような地震が起きるとは夢にも思いませんでした。
  また、帰省中の人も多かったと思いますし、年末年始を旅館、ホテルでゆっくり過ごす予定であった人も多いと思いますが、このような形で令和6年がスタートするとは想像できなかったと思います。

 しかし、世の中悪いことばかり続くわけではありません。年末にはいろいろ良いことがあったと言えるような1年にしたいと思います。 
 
                         所長  須 田 幸 英