こんにちは那須のSUDA COFFEEです。
今日の那須は曇り。雨は降っていませんが、夕方以降は雨が降るかも知れないみたいで、何だか不安定なお天気が続いていますね。
さて、今回は梅雨が来ても大丈夫!?
SUDA COFFEEライブラリーの新着蔵書を紹介します。
「世界の自動車アルバム2024年」 三栄出版
いつも6月頃に発行されるもので、毎年楽しみにしています。
この本のスゴイところは、日本では販売されていないクルマも含めて、名前の通り「世界の自動車」ほぼすべてが掲載されています。
例えば、日本に現地法人や代理店がないツールドフランスのオフィシャルカーでおなじみのシュコダ(チェコ)、GMからステランスグループへ移行してからは音信不通のオペル(ドイツ)、スペイン最大の自動車メーカーのセアト、アメリカでは人気のあるのに日本では見ることのない韓国の現代や起亜、またビュイック、シボレー、ダッジ、リンカーンなどの老舗アメリカンブランドも見ることが出来ます。
そして、特に気になるのは、以下のような日本車メーカーの現地生産車や輸出専用車です。
トヨタ
タンドラ、セコイア、タコマ、ハイランダー、シェナ、4ランナー、CH-R、カムリ
日産
インフィニティ全車、アルマーダー、パトロール、ムラーノ、タイタン、パスファインダー、フロンティア、マキシマ、アルティマ、セントラ、ジューク、キャッシュカイ、マグナイト、マイクラ
ホンダ
アキュラ全車、パスポート、リッジライン、パイロット、インテグラ、シティ
マツダ
CX-90、CX-70、CX-50、CX-4
三菱
コルト、ASX、XFORCE、X PANDER、パジェロスポーツ、ミラージュ、グランドランサー
スバル
アセント、レガシーセダン
スズキ
ジムニー5ドア、ビターラ、グランドビターラ、S-CROSS
ダイハツ
テリオス、セニア、アルザ
海外専用とはモッタイナイ!
日本でも販売して欲しいクルマがたくさん見つけることが出来ます。
もうひとつ、こちらの本の記事で興味深いのは「世界の自動車メーカー相関図2024」
EV電気自動車化、自動運転化などの流れに対応していくには、中小規模メーカー単独での経営は難しく、大手グループの子会社、または資本提携で生き残りを図っています。
例えば、ベントレーやランボルギーニはVW(アウディ)グループ、ロールスロイスはBMWグループ、アストンマーチンはメルセデス・ベンツグループ、ボルボやロータスは中国の吉利グループ、ジャガーやランドローバーはインドのタタグループなど、現存の高級車やスポーツカーブランドは大手グループに属しています。
また、BYDをはじめとした中国系メーカーの台頭していることもヒシヒシと感じます。
このように、世界の自動車事情もわかる一冊です。
気になる方は、ぜひSUDA COFFEEライブラリーでご一読下さい。
昔は自動車業界にいたことがある旅の途中のカフェ。
那須SUDA COFFEE