こんにちは那須のSUDA COFFEEです。

今日の那須は晴れて、青空の下の新緑やツツジがとてもキレイな季節になってきました。

 

昨日の水曜定休日は生憎の雨でしたので、宇都宮に買い出しがてら栃木県立美術館へ行って来ました。

 

ちょうど「近代洋画の父」と呼ばれる「高橋由一から黒田清輝へ」という企画展が開催されていました。

 

高橋由一は、1828(文政11)年、佐野藩江戸屋敷で生まれ、舶来画に衝撃を受け、日本に滞在していた外国人から油絵を習いました。1881年(明治14)年からは、山形・福島・栃木の県令を務めた三島通庸からの依頼を受け、三島が行った土木開発事業を版画と油絵で記録しました(当時から、写真撮影の技術はありましたが、画像が荒く、白黒だったので、絵による記録が重宝されたそうです)このように、まだ日本人には馴染みの薄かった油絵を、日本の日常の景色や食べ物を描くことによって、フランスに留学し洋画を学んだ黒田清輝と共に、後世に広めていきました。

 

特に、日本の古い景色や様子が油絵で描かれているのを観るのは、とても新鮮でした。

 

こちらの企画展も貴重で魅力的でしたが、今回の目的はコレクション展で初公開となったアルフレッド・シスレー「冬の夕日(サン=マスメのセーヌ河)」

 

 

今年2月、栃木県立美術館が開館50周年を記念して、3億6千万円で購入したことが話題になっていました。

 

その絵は、2階を上って奥の部屋に、ひっそりとありました。

朝イチで入館したので、幸運にも一人でじっくり観ることが出来ました。

 

自分は絵の価値はわかりませんが、とても良い絵であることはわかりました。

 

今回紹介した企画展、及び話題のシスレーを含めたコレクション展は6月16日(日)まで開催中ですので、宇都宮に行く際は「栃木県立美術館」を訪れてみてください。

 

https://www.art.pref.tochigi.lg.jp/

 

じっくり美術鑑賞した後は、腹ごしらえ

今年1月で福田屋百貨店のピザのランチバイキングで有名な「シェーキーズ」が閉店して残念に思っていましたが、もうひとつのFKD宇都宮インターパーク店は健在でホッとしました。久しぶりに、学生時代によく通った青春の味を堪能しました。

(いつの間にか、札幌店も閉店していたのね…)

 

 

 

シスレーとシェーキーズを堪能した旅の途中のカフェ。

那須SUDA COFFEE