こんにちは那須のSUDA COFFEEです。

今日の那須は晴れてイイお天気です。

気持ちも晴れ晴れといきたいところですが、今回は那須にとっても個人的にも悲しいニュースをお届けします。

 

昨日、2023年12月13日(水)マウントジーンズ那須スキー場を運営する東急リゾート&スティが、今季限りで閉場することを発表しました。1994年12月に開業し、那須の冬の観光を支えてきたスキー場が、30年の歴史に幕を閉じることになります。

 

20231213【マウントジーンズ那須】2023-2024シーズン営業予定と施設閉場について-.pdf

 

 

 

自分としても、那須に移住する前から遊びに来ていて、那須移住のきっかけのひとつであり、2019年からは1月〜2月の平日だけでしたがお手伝いにも行っていたので、とても残念です。

 

全国的にも年々スキー客が減っていて、暖冬で営業期間も激減して、スキー場が経営的に難しく、閉鎖されている状況は感じていましたが、まさか地元で現実のことになるとは思いませんでした。

 

 

新聞報道によると、2024年3月までの営業を終了した後に施設を撤去し、植樹してから林野庁に返却するそうです。

 

マウントジーンズ那須スキー場のエリアは、日光那須国立公園に指定されている国有林になっているので、規制や制約も多く、規模拡大や開発も難しかったと聞いています。

 

このような思い出深い場所でショックが隠せませんが、まずは来年以降マウントジーンズ那須スキー場が無くなった影響を考えてみたいと思います。

 

1、地元の子供たちのスキー学習の機会がなくなる

→ますます、若い人のスキー離れが進むのでは?

 

2、冬にスキー目当ての観光客がいなくなる。

→冬の那須高原への宿泊や立ち寄り客が減ってしまう

 

3、地元の方の冬季(閑散期)の貴重な仕事場がなくなる

→スキー場のスタッフには地元の農家さん、レジャー施設や宿泊施設の方も多かったので、その方々はどこへ(遠くへ出稼ぎ?)

 

4、春のゴヨウツツジ〜秋の紅葉の那須ゴンドラの営業もなくなるので、山歩きやトレッキング需要が少なくなる(那須連山縦走も出来なくなりますね)

→冬だけでなく、春から秋の那須連山の登山拠点としても機能していました。

 

5、サイクルピットがなくなる

→那須高原ロングライドのエイドステーション、または那須ゴンドラ運行時は、トイレや自販機があったので那須高原のサイクリングのサイクルピットとして活用させて頂きました。

 

地元にとってはかなりインパクトがあると思いますが、まだ閉場が発表されたばかりで、今後の詳しいことはわかりません。

 

また追加情報がありましたら、お伝えしたいと思います。

 

しばらくはMJショックの旅の途中のカフェ。那須SUDA COFFEE