こんにちは那須のSUDA COFFEEです。

今日の那須は曇り。少し暑さは和らいでいますが、気温の割には湿気はありますね。

 

さて、昨日7月30日(日)午前中はお休みを頂き「しらかわ検定」を受験してきました。

しらかわ検定とは、那須のお隣にある福島県白河市の歴史と伝統の関するご当地検定で、たまたまチラシで開催されていることを知って、申し込み期間ギリギリの試験1ヶ月前に申し込みました。

(検定は3級、2級、1級、初回は3級から受験可能)

 

 

ということで、まずは白河歴史の手引き「れきしら」を購入し、7月はしらかわ検定モードで、休みの度に白河各地を訪れて、楽しく勉強させて頂きました。

 

 

それでは今年はどんな問題が出たのでしょうか?

ほんの一部ですが紹介します。

 

第4問 小峰城の大改修を行ったのは誰ですか。

答え 丹羽長重(白河藩初代藩主で東北では珍しい総石垣造りの小峰城を改修したり、今の白河市街地の基礎となる城下町の整備を行いました)

 

 

 

第9問 戊辰戦争「白河口の戦い」において、最大の激戦地となった山はどこですか。

答え 稲荷山(国道294号線沿い、稲荷山の麓に戦死者の墓や石碑を見ることが出来ます。この他にも白河市内には、東軍西軍に関わらず戦死者が弔われた墓があるそうです)

 

 

第13問 大正5年(1916)に開通した白棚鉄道は、白河とどこを結んでいたでしょうか。

答え 棚倉(昭和16年に国有化、昭和19年に軍需優先のため運休しレールは軍需工場の資材に、戦後になってからも鉄道は再開されず、昭和32年からはバス専用路線として使われています)

 

 

第21問 小峰城の二の丸と本丸をつなぐ重要な門はどれですか。

答え 清水門(現在、復元のために小峰城一石城主プロジェクトで寄付を募っています)

 

 

第23問 小峰城に関わる建造物の多くが失われた中で、唯一当時の面影を伝える建造物と言われ、複数回移築された建物はどれですか。

答え 太鼓櫓(旧小峰城太鼓櫓として、現在の福島県地方裁判所白河支部近くにあります)

 

第30問 戊辰戦争の際に、旧脇本陣柳家旅館に滞在したのは次のどれですか。

答え 新選組(病気の土方歳三に代わって隊長を勤めた山口二郎(斎藤一)はじめ隊員約130人が滞在しました)

 

 

第48問 白河だるま市に合わせて「どんと焼き」が行われる場所はどこですか。

答え 天神町と本町

 

歴史がわかってくると、街巡りも一層楽しくなりますね。

SUDA COFFEEに問題集やテキストもありますので、興味がある方はご覧下さい。

 

地理的に那須の隣接していることから、東山道や奥州街道、義経伝説、九尾の狐伝説など那須の歴史とリンクしているところもあって面白かったです。

 

今回の検定を機会に学んだことを、またの機会に紹介していきたいと思います。

 

しらかわ検定を受けた旅の途中のカフェ。那須SUDA COFFEE