こんにちは那須のSUDA COFFEEです。
今日の那須は昨夜の雨から一転、晴れて良いお天気です。
引き続き、暑さと急な雨にはご注意下さい。
以前、お隣の福島県白河市でご当地検定「しらかわ検定」が開催されることをお伝えしましたが(今年で7回目)自分も受験することにしました(初めてなので3級)つきましては、大変申し訳ありませんが、受験日の7月30日(日)は受験終了後の午後からの営業とさせて頂きます。
白河と言えば、白河ラーメンを目的によく訪ねていましたが、みちのくの玄関口として「白河の関」が置かれたように、古くから交通の要地として重要な役割を果たして来ました。
まず白河の中心となるのは「小峰城」
江戸時代に大改修が行われて、その主人である歴代白河藩主には丹羽氏、徳川四天王の榊原氏や本多家、松平家、阿部家など重要な人物が担って来ました。
白河は小峰城の城下町として整備され、城の防衛と共に宿場・商業のまちとして発展して来ました。
歴代白河藩主の中で一番有名なのは松平定信。8代将軍徳川吉宗の孫にあたり、松平(久松)家の養子に入り、白河藩主になると「天明の大飢饉」では民を救い、その手腕が認められ江戸幕府の老中に就任に「寛政の改革」を実施、老中退任後は白河藩政に専念し、当時としては珍しく武士や民衆も共に楽しむことができる「士民共楽」の理念をもった庭園(公園)の南湖築造などの功績を残しました。また、全国的に有名な「白河の関」の位置を考証し、断定したのも定信と言われています。
今までなんとなく見てきた白河の関、小峰城跡や南湖公園も、こうした歴史的背景を知って見るのでは、だいぶ見え方が変わって来ますね。
また、地理的にも近いことから、東山道や奥州街道、義経伝説や九尾の狐伝説など那須との関係も多くあって、とても興味深いです。
こちらの「しらかわ検定」を機に、白河のことを知りたいと思います。
白河の関を超えて、検定を受験する旅の途中のカフェ。那須SUDA COFFEE