こんにちは那須のSUDA COFFEEです。
今日の那須は曇りですが、那須湯本から上は雪が降ったようで、山から降りてくるクルマの多くが白く雪化粧をしています。
さて、先日<速報>として、我らが地元密着サイクルロードレースチーム「那須ブラーゼン」と「さいたまディレーブ」が統合されて、来年から「さいたま那須サンブレイブ」になるとお伝えしましたが、その後の報道や合同記者会見の動画などを見て、もう少し情報がわかって来たので、今回、その内容を紹介させて頂きます。
1、さいたま那須サンブレイブというチーム名の由来
それぞれの地域(SAITAMA・NASU)と、「団結する。連立する。」=「United」の頭文字を集めた「SUN」と「BLASEN」の「B」と「DRAVE」の「RAVE」を組み合わせたもので、「SUN」=「太陽」が新たな挑戦を照らし続ける象徴であり、那須地域の思いを込めた「B」とフランス語で「夢」を意味する「R.ve」の組み合わせである「BRAVE」=「勇気」には大きなチャレンジに常に強い想いと勇気を持って踏み出すという思いを込めている。
2、合同チーム発足の背景
毎年チームを運営していくために多くの予算が必要で、活動資金集めに苦労していた発足10年目の「那須ブラーゼン」と、発足3年でスタッフの人材不足と運営面で苦労していた「さいたまディレーブ」が、複数地域連携型チームとすることで資金面や人材不足の弱点を補う形の統合案を模索してきた。統合するのはレース活動だけで、それぞれ那須とさいたまに運営会社は残して、今まで通り「那須ブラーゼン」「さいたまディレーブ」として、レース以外の地域活動を行うことにした。
3、チーム体制
2つの運営会社の代表は若杉氏、2拠点に別れている選手を鈴木真理監督がリモート中心にトレーニング管理を行っていく。
運営会社社長 若杉厚仁
ゼネラルマネージャー 鈴木 卓史(現さいたまディレーブ監督)
監督 鈴木 真理(現那須ブラーゼンコーチ)
マネージャー(選手兼任) 桂 慶浩(現さいたまディレーブ選手)
所属選手
那須エリア
・吉岡 直哉(チーム右京相模原より移籍)
・桂 慶浩
・西尾 勇人
・佐藤 大志
・新開 隆人
・篠原 輝利(Aventura Cycling Teamより加入)
埼玉エリア
・藤田 涼平
・持留 叶汰郎(VC福岡より移籍)
・鈴木 道也
・白尾 雄大(明治大学自転車部より加入)
・湯浅 博貴(ヴィクトワール広島より移籍)
・佐藤 光(稲城FIETSクラスアクトより移籍)
・小泉 響貴(明治大学自転車部所属)
4、来シーズンの目標
2023年シーズンはJCL総合3位、ツアー3勝を目標に掲げる。
将来的には、国際レースに参戦してUCIプロチーム、UCIワールドチームを目指す。
今回紹介した合同記者会見の様子は、以下のYoutubeで観ることが出来ます。
さいたまは、ツールドフランスさいたまクリテリウムを始め、多くの自転車イベントも開催されて、自転車が盛んな場所ですし、那須に来る前はさいたまに住んでいたので個人的な縁があることと、那須に観光で遊びに来る方は地理的にもさいたまの方が多いと聞いていますので(大宮駅での観光キャラバンお手伝いした経験あり)、統合によりチーム増強と共に、レース以外でも那須とさいたまが連携出来ると良いと思いました。
さいたま那須サンブレイブを応援したいと思う旅の途中のカフェ。那須SUDA COFFEE