こんにちは那須のSUDA COFFEEです。

今日の那須は曇り、涼しい朝です。

 

6月は梅雨で鬱陶しい季節ですが、ちょっとした楽しみもあります。

毎年この時期に発行される「世界の自動車オールアルバム」株式会社三栄発行

2022年版が発売されましたので、早速購入しました。

 

日本国内で販売されているクルマを紹介している本は多々ありますが、こちらの本がスゴイところは、日本で販売されていないクルマも掲載されていることです。

 

自動車市場としては、日本は市場規模が小さい割には、競争が激しく、世界では稀な右ハンドルで、独特の規制も多いなど、フォードやオペル、ヒュンダイなど進出したものの撤退してしまうものや、最初から日本市場を諦めるメーカーも少なくありません。

 

また、上記の理由から日本のメーカーでありながら、日本国内では販売していない車種も多々あります。

 

こちらの本を見ると、例えば日本メーカーの輸出専用車や現地生産車など、こんなクルマ作ったいたんだとか、チェコのシュコダやスペインのセアト等々、こんなメーカーもあるんだと驚かされます。

 

 

また、その年の世界の自動車業界に関する記事も掲載されています。

 

自動車業界はグローバル化、電動化、自動運転化に対応するために再編の動きが加速していて、2021年1月にはフランスのプジョーやシトロエンを中心としたPSAグループとイタリアのフィアット、アメリカのクライスラーなどのブランドを有するFCAグループが統合し、巨大多国籍グループのステランティスが誕生しました。

 

ちなみに2021年世界自動車販売台数ランキングは以下の通り

 

1位 トヨタグループ

2位 VWグループ

3位 日産ルノー三菱グループ

 

現状だと、ステランティスグループが4位あたりに入る予定です。

 

この世界の自動車メーカー相関図を見ていると、実はあのクルマとクルマのベース(プラットフォーム)は一緒だったり、部品が共用化されていることが想像出来ます。

 

昔のように個性的なクルマが出にくい時代になっているかも知れませんね。

 

そんなことに思いを馳せながら、ご一読ください。

 

世界の自動車業界を危惧する旅の途中のカフェ。那須SUDA COFFEE