こんにちは那須のSUDA COFFEEです。

今日の那須は晴れていますが、冷たい風が吹き、那須連山は雲の中に隠れています。

 

先週末でブエルタ・ア・エスパーニャも終わり、怒濤の2020年サイクルロードレースシーズンも無事に終了。

これからは来年向けての準備の時期ですね。

 

その2021年、国内のサイクルロードレース界では、大きな変革が行われるようです。

11月6日(金)国内サイクルロードレースの新リーグ「ジャパンサイクルリーグ(略称JCL)」の発足が発表されました。

 

 

まずは、今までの情報を基に、概要をまとめてみました。

 

まずは、運営会社のチェアマンは片山右京さん。そして社長は廣瀬佳正さん。両名共にJプロツアーを運営していたJBCF(全日本実業団自動車競技連盟)の理事をしていました。

 

事業内容は、① 国際ロードレースチーム運営② プロサイクルロードレースリーグ運営③ バンクリーグ企画運営④ バーチャルレース企画運営⑤ 市民レース企画運営

 

「地域創生」をキーワードに、サイクルロードレースで地域活性化を進めるために、初年度(2021年)はホームタウンを持つ地元密着型チームを中心に以下の9チームが加盟する予定です。

 

TEAM UKYO 相模原
宇都宮ブリッツェン
キナンサイクリング
那須ブラーゼン
ヴィクトワール広島
レバンテフジ静岡
さいたまディレープ
VC福岡
+九州の新チーム

 

*加盟チームは、3年以内にジュニアチーム、ジュニアユースチーム、U23、女子チームのいずれか育成下部チームの保有が義務づけられる。

 

詳細は今後のスケジュールで、順次発表されます。

2020年12月中:レースカレンダー発表予定
2021年1月上旬:オフィシャルホームページ公開予定
2021年2月下旬:JCLシーズンプレゼーション開催予定
2021年3月27日:JCL2021シーズン開幕戦予定

 

 

 

 

2019年あたりから、自転車をメジャースポーツにするための「新リーグ構想」「サイクルスポーツのプロ化」というものが検討されてきましたが、それが形になったものかと思います。

 

まだ、今までJプロツアーに参戦してきた「マトリックス」「シマノ」「ブリヂストン」「愛三工業」などのチームの動向やJBCFとの関係がどうなるかわかりせんが、これを機にJリーグやVリーグなどの他のプロスポーツや欧州のプロチームにように、少しでもメジャーに、そしてレベルの高いものになってもらいたいです。

 

来年はJCLが楽しみな旅の途中のカフェ。那須SUDA COFFEE