こんにちは那須のSUDA COFFEEです。

今日も那須のお天気は曇り時々雨、はっきりしないお天気です。

 

こんなお天気の時にオススメの施設を紹介します。

 

それは「那須オルゴール美術館」

実は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、4月から約3ヶ月間臨時休館していました。

その期間中に館内改装して、7月10日(金)から再開しました。

 

 

名前の通り、世界各国のオルゴールが100点以上展示されています。

定期的にスタッフによる演奏も行われています。

 

 

館内の案内によると、オルゴールは中世ヨーロッパの教会で、時間に合わせて鐘をならす「カリヨン」が由来となっていて、その後、ゼンマイが考案され時計技術が進歩していった中で、スイスの時計職人たちが時計中にベルを組み込んだりしていました。より多彩な音楽を奏でるためにドラムを使った自動演奏機は開発されて「オルゴール」として確立したそうです。

 

 

より多くの曲を奏でるためにとディスク式のオルゴールとして発展していきました。

 

 

内部のメカニズム部分と外枠を作る職人さんと分業されていたようで、外観の装飾は美術品の価値を有しています。

 

 

また、カフェやホール用に業務用の大型オルゴールも作られました。

ドラムやオルガンも内蔵されていて、オルゴールという枠を越えています。

(実際にオルゴールではなくて、ミュージックボックスと呼ばれていたようです)

 

 

しかしながら1877年トーマスエジソンが蓄音機が考案されたと共に、音楽を楽しむツールは蓄音機へ移行し、オルゴールは衰退の歴史を歩んでいったそうです。

 

 

展示品の中で気になったのは、こちらの日本製の紙で出来たオルゴール。

もともと日本で聖書を販売している会社が、教会で音楽を奏でるためにと作ったそうです。

 

 

また、こちらではミュージアムでは、好きな曲のパーツを選んで、ケースや飾りを付けて自分でオリジナルオルゴールを作ることが出来ます。これは楽しそうですね。

 

 

館内のオルゴールは日々メンテされていて、ほどんどが今も現役で動くそうです。

(スタッフの方にお願いすれば、もしかして動かしてくれるかも知れません)

 

それにしても、なぜ那須のこれだけの貴重なオルゴールがあるのか?

日本でも有名なオルゴールコレクションを受け継いで、ここ那須にミュージアムを作ったそうです。

 

那須オルゴール美術館

営業時間:9:30〜17:00(8月は18:00まで)

休館日:1/15〜3/15の毎週水曜日

入館料:大人1100円、中高生800円、小学生600円

その他、アクセスなど詳しい情報は、以下のホームページをご覧下さい。

http://nasuorgel.jp

 

 

 

またひとつ那須の奥深さを知った旅の途中のカフェ。那須SUDA COFFEE

http://www.suda-coffee.com