いつ梅雨入りしても不思議では無いと思いながら、ほとんど雨が降らず、今年の梅雨入りは相当遅くなりそうですね。そんな今日は『父の日』。娘が孫たちと一緒に手作りケーキを持って来てくれました。

 

3時前にみんなで食べて、畑に出かけ、ジャガイモ掘りをやりました。最近そら豆など、一斉に収穫するものについては、孫の友達にも声をかけ、お母さんも参加しています。そのうち、野菜作りをやりたいようなのですが、時間と体力が必要ですから、何人かで一緒にやった方が良いよとアドバイスしています。

 

2kgの種芋を3月中旬に植えましたが、今年は少し小ぶりでしたが、数はまずまずでしたね。その他、トマト、キュウリ、インゲン豆、ナス、ピーマンも子供たちに収穫させました。収穫することで、野菜が好きになったり、どれが何の野菜なのかを覚えますからね。

 

 

 

岸田首相は今年4月22日の国会で、「自民党総裁の任期中に憲法改正を果たしたいという思いは、いささかも変わっていない」と述べましたが、どうにも雲行きは怪しいと言わざるを得ません。9月までの改憲には、今国会での憲法改正原案提出が不可欠ですが、岸田政権にその意欲も体力もあるとは思えません。元々そんな気は無かったのかも知れませんが。

 

岸田首相は、国会議員に支給される「調査研究広報滞在費」(旧文書通信交通滞在費)改革を巡って、G7への出発前に、「早期に結論を得たいとの私の思いは国会でも繰り返し答弁している」と話していますが、首相が合意を交わした日本維新の会との折り合いはついていないというよりも元に戻ってしまったようです。

 

リーダーが「思い」を多用しだすのは、実際は物事がうまく運んでいない時でしょう。例えば民主党の鳩山由紀夫首相(当時)は、平成22年4月の国会で、政権交代時に「最低でも県外」と公約した米軍普天間飛行場の移設問題について「5月末までに決着をさせると、その思いは変わっていない」と訴えていましたが。

 

その前年11月のオバマ米大統領との会談で「プリーズ・トラスト・ミー」と言っておきながら、鳩山氏は迷走を続けましたよね。3月中に移設先の政府案をまとめると表明して「強い思いと覚悟」を強調したものの、いざ3月末になると開き直って、「今月中じゃなきゃならないと、法的に決まっているわけじゃない」と開き直りました。

 

挙げ句、5月に米政府と発表した共同声明は自民党政権時の計画とほぼ同じ名護市辺野古地区でした。岸田首相が「こうした思いで」などと自らの「思い」を口にするたびに、鳩山政権時の悪夢の記憶がよみがえる人が多いのではないでしょうか。

 

このように岸田首相の発言で、鳩山元首相を思い出すし、岸田首相は鳩山氏に似ているのではないかと。二人は同じタイプの指導者ではないかと思ってしまうのですが。