東京都知事選に立候補する蓮舫氏は、政権与党を厳しく追及するものの、わが身に降りかかってくることも多く、「ブーメランの女王」といわれていますね。そして、「二重国籍」疑惑も有名ですが、外国から帰化した人が国会議員になるのは法的には問題ありません。でも、聞かしたと言うことは、元々は外国人ですから、政界に進出するには『日本国家への忠誠を示す』ことが絶対条件だろうと思います。

 

しかし、蓮舫氏は「二重国籍」が疑われていた頃、明確に「日本国籍を取得しました」と繰り返していましたね。そして、「二重国籍」疑惑が広がると、蓮舫氏は、父親の台湾籍でしたが、日本の法律改正で17歳の時に母の国籍(日本国籍)を持てるようになり、「1985年1月21日に日本国籍を取得し、併せて台湾籍の放棄を宣言した」と説明していました。

 

しかし、実際には、台湾籍は除籍されておらず「二重国籍」となり、国籍法で定められた「22歳になるまでの国籍選択」を行っていなかったのです。それを認めるまで、蓮舫氏は「台湾籍を抜いている」「私は生まれたときから日本人だ」、「当時の私は17歳で、すべて父に任せっきりでした」などと現実的ではない説明を繰り返していたのです。

 

当時、ネット民の追及で、蓮舫氏の説明のおかしさが次々と明らかになり、結局、蓮舫氏は17年7月18日、台湾旅券、台湾籍の離脱証明書、それに国籍選択を記した日本の戸籍謄本の一部を公開せざるを得なくなりました。

 

そんな蓮舫氏に、『日本国家への忠誠を示す』意思はあるのでしょうか。日本の首都・東京のトップを目指すのですから、国会議員以上に国籍が日本であること以上に、『日本国家への忠誠』は絶対条件です。出も、これまでの政治家としての過去を見る限り、『日本国家への忠誠心』が有るようには思えません。そして、そろそろタレント時代の芸名の「蓮舫」というファーストネームだけでは無く、「斉藤蓮舫」という本名にしては如何かなと思うのですが。

 

 

自民党内で、岸田首相が政治資金規正法改正の方針転換をトップダウンで決めたことに、戸惑いが広がっているそうです。そして、首相が政治改革で指導力をアピールした上で、今国会会期末に衆院解散・総選挙に打って出るのではないかと警戒する声も出ているようです。

 

「総理の決断です」。衆院政治改革特別委員会の与党筆頭理事を務める自民の大野敬太郎氏は、パーティー券購入者名の公開基準額に関し、自民がこだわってきた「10万円超」と、再修正案の「5万円超」との整合性を説明しました。

 

首相を含む自民執行部は「10万円超」は譲らないとの方針を確認して法案を提出し、大野氏らはこの方針に基づいて他党との交渉にあたってきたのですが、頭越しの方針転換となったのです。中堅議員は「野党や公明に言われたら簡単に譲るケースが目立つ。これでは党内で議論する意味がない」と語ったとのこと。

 

麻生副総裁や茂木幹事長は「5万円超」への引き下げに難色を示したのですが、森山総務会長や渡海政調会長ら他の幹部は引き下げやむなしとの立場だったのですが。あるベテラン議員は、首相の決断に肯定的で、「もし内閣支持率が上がれば首相は今国会での解散も考えるだろう」と指摘した。幹部の一人は周囲に「何かがおかしい。解散する気ではないか」と漏らしました。

 

しかし、首相の一存で党内議論がひっくり返ることが次々と起こるのであれば、首相の独裁体制だと言わざるを得ませんね。昨年のLGBT 法案や派閥解消なども有りましたからね。自民党国会議員は反発しないのですかね。少なくとも、岸田降ろしに動く議員が居ても良いのではないかと思うのですが。