この時期、野菜だけではなく、草の成長もどんどん進みます。今朝も畑でジャガイモやそら豆の周辺の除草でした。少し前から、畑に来る毎に夕食でのビールのつまみに、そら豆を少しづつ収穫しています。もうしばらくすれば、全部収穫になります。

 

さや豆は収穫が終わり、グリーンピースも今日、全部収穫しました。2度目のさや豆にも花が咲き始めていますが、生育はイマイチ。やはり冬越しさせたものの方がよく育つようです。トマトは脇芽を差し芽したものがしっかりとしてきました。もう少しすれば定植します。

 

ジャガイモは順調で、花が咲き始めました。脇芽取りのタイミングが良かったのかなと思ったりしますが、よく判りません。来月中旬の収穫です。

 

 

少し古い話になりますが、陸上自衛隊第32普通科連隊がXへの投稿に「大東亜戦争」という表現を用いたことに対し、朝日新聞など一部メディアが問題視したことから、防衛省・自衛隊が、言葉狩りを真に受けて大東亜戦争と記された部分を削除したことで、かえって整合性を問われる事態に陥りました。また「しんぶん赤旗」も批判記事を掲載しました。

 

靖国を参拝する際に、靖国の資料を引用しただけの話を鬼の首を取ったかのように報じる異常さですが、木原防衛相は、①大東亜戦争という用語の定義を定める法令はない。②一般に公文書では使用しなくなっているが、これまで使用した例はいくつもある。③使用するかどうかは文脈などによる。④禁止はしていない。と述べています。

 

しかし、評論家で元自衛官の潮匡人氏は、「なぜ問題もないのに批判に屈したか。自衛隊は最近、幹部らの靖国神社参拝を公用車利用を理由にして処分していたが、これと同根。政治家や幹部の事なかれ主義が自衛官を傷つけている」と批判しています。

 

この戦争の呼び方については、第二次世界大戦・大東亜戦争・太平洋戦争など、様々な名称が使われています。そして、呼び名によって、戦争の意味も変わってくることは明らかです。戦前、戦争の名称は政府が閣議で決めていましたが、1941年12月に始まった日米戦争は、内閣情報局によって「大東亜戦争」と名づけられました。

 

この「大東亜戦争」という呼び方については、敗戦直後、「太平洋戦争」を使う勢力との間で対立がありましたが、GHQが「大東亜戦争」の使用を禁止したことで、「太平洋戦争」が主流になりました。背景には「大東亜戦争」の呼び名に対して、侵略戦争を肯定するという意味合いが強いという意見が根強かったことがあります。

 

では、第二次世界大戦は何を指すのでしょう? 第二次世界大戦は1939年に勃発、1945年に終結しました。その間に起きた、太平洋戦争(大東亜戦争)は第二次世界大戦の一部になるのです。このように、どの呼び方が正しいかという事なく、それぞれの呼び方にそれぞれの意味があることを知るべきなのです。

 

そして、名称を使い分けることが大切だということになりますから、「大東亜戦争」という言葉を使ってはいけないということではなく、必要に応じて「大東亜戦争」という呼称を使うべきだと思います。こんなところにも、GHQによる日本を骨抜きにしようとした後遺症があるのでしょうか。