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どこまでボンジュール?

日本の方向けのフランスガイドブックや情報などを見ると、

 

「お店では”ボンジュール”と挨拶して入りましょう」

 

というアドバイスを目にします。

大きなショッピングセンターなどで

入口の警備員に挨拶する人はまれでしょうが、

小さなブティックやお店では、確かに挨拶は大事。

 

 

ほかに、フランス人はこんなところで 挨拶します。

 

 

たとえば、同じアパルトマンの住人同士

 

知っている隣人はもちろん、知らない相手でも、

建物内や敷地内ですれ違うときには

ほぼ必ず「Bonjour ボンジュール」「Bonne soirée ボンソワレ(こんばんは)」

と挨拶しあいます。

 

 

(cinéma arte)

 

そして オフィスのエレベーターなどに入るときにも、

中に人がいれば、それが知らない人でもお互いに挨拶。

 

場合によっては自分のフロアでエレベーターを降りるときにも、

「Au revoir オルヴォワール(さよなら)」とか「Bonne journée (よい一日を)」

と言ったりします。

 

 

 

(Le Parisien)

 

スーパーのレジでも、

自分の番が来たら必ず挨拶です。

 

行列の時は待っている間にレジ店員と目があったりしますが、

そこは「ボンジュール」と言いたくなるのを我慢して

お互い微妙にそ知らぬふり。(挨拶してもいいんですけど)

 

いざ自分の番が来たら「ボンジュール」と言って、

会計が終わったら「Merci メルシー」

そのあとに「Bonne journée (よい一日を)」を付け加えたら

相手も「Merci, à vous aussi(ありがとう、そちらも)」と返ってきて、

気持ちのいいコミュニケーションになります。

 

 

 

(wikipedia)

 

そして興味深いのは「バス」

 

バスに乗るときに運転手さんには

たいてい挨拶しますが、中には言わない人もいます。

 

でもなぜか途中で運転手が交代する時には、

出て行く運転手さんが「皆さんさようなら」と言うと、

車内の乗客が声をそろえて

 

「さよならムッシュ~」

 

とやります。

もちろん乗ってきた運転手にも声をそろえて「こんにちはムッシュ~」

これには最初ちょっとびっくり。

 

 

意外なところで小さな文化と風習の違い。

まだまだ毎日が発見です。

 

 

 

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