世界の学生のあこがれ。パリ国際大学都市。 | オトコのパリ事情。毎週更新!を目指してます。

世界の学生のあこがれ。パリ国際大学都市。

学生の街でもある、パリ。


花の都パリでの学生生活を夢みて、ヨーロッパを中心に
世界からたくさんの若者や若者でない人々がやってきます。


5区のソルボンヌあたりが、もちろんそのメッカなわけですが、
もうひとつ、学生都市パリを象徴する風景が南の14区にあります。


それが
パリ国際大学都市
Cité Internationale Universitaire de Paris


我々は「シテ」または「シテ・ユニヴェルシテール」と呼んでいます。

広さはなんと、34ヘクタール。
まるで大学のキャンパスのようですが、実は広大な学生寮群。

「シテ・ユニヴェルシテール」という駅まであります。





緑が美しい公園のような場所に、イタリア館、スイス館、ブラジル館・・・というように
40ほどの大きな学生寮がありますが、1920年代を中心に建てられた時代ものばかり。


フェンスに囲まれた敷地の真ん中の正門を入ると、
「国際館」と呼ばれる、いわばセンター館。




国のためにパリでがんばって勉強するんだーとか
パリで彼女見つけるんだーとか
ともかく友達いっぱいつくるんだーとか
論文をひたすら書くぞーとか

いろんな思惑の人々が、天気が良いとみな
ピクニック


パリ国際大学都市ホームページより


世界が夢みる、学生生活の楽園のような場所。

(「そんな甘くないっすよー」という声が、知り合いの滞在者たちから上がってきそうですが)


その気持ちの良さに、この時期は外部からも人がたくさんやってきます。






そしてこの国際大学都市には、日本館もあります。



中級の老舗旅館のよう。


この旅館の名物は、フランスではおそらく日本人で一番有名な画家のひとり。
レオナール・フジタこと、藤田嗣治の絵画。






今回、この日本館にて現代アート展を共同企画中です。
いよいよ今週、
5月14日(木)にオープニング。

「五感」をテーマに、「香り」のアート、「音」をカタチにする試み、「触る」アートなど、
自分の感覚で体験しながら巡る「Voyage dans les sens = 感覚旅行」。

詳しくはこちら。(facebookのイベントページにリンクします)


気持ちのいい5月を満喫しに、
パリ周辺の方は、ぜひ日本館へどうぞ。

ふだんは扉が閉まっていて見られない、フジタの絵画も見ることができます。



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