シャンパーニュの国 〜 ランスのランチ。 | オトコのパリ事情。毎週更新!を目指してます。

シャンパーニュの国 〜 ランスのランチ。

歴代王家のお気に入り、フォンテーヌブロー
ゴッホ終焉の地、オーベールシュルオワーズ
美しいモネの庭がある、ジヴェルニー
ジャンヌ・ダルクが解放した、オルレアン

一度は行ってみたい。でも泊まるほどじゃない。
パリは、そんな日帰りでちょっと行ける旅が充実しています。


パリ東駅からTGVで40分のReims ランスも、そのひとつ。

世界遺産がギュッとつまった街。
そして、シャンパーニュ=アルデンヌ地方最大の街、つまり
シャンパーニュの聖地
そして、パリでエコール・ド・パリの時代の寵児となった「Foujita フジタ」こと、
藤田嗣治が生涯の最後に壁画を描いた小さな礼拝堂のあるところ。

フジタの礼拝堂は11月に入ってしまうと中を見学できない、というので、
急遽、ランス日帰り旅行を敢行。


8時40分のTGVに乗って、10時前にランスに到着。

ランス大聖堂 → トー宮殿・美術館 
→ ランチ → サンレミ修道院 → フジタ礼拝堂


と、見どころをしっかりと押さえ、夜にはパリに帰る、という算段です。


世界遺産もさることながら、
楽しみだったのは、久しぶりの外食ランチ。

泊まらないぶん、ランチでちょっと贅沢に、と
いまランスで人気のフレンチレストラン「Anna-S」へ。

アンヌ=ソフィとセドリック、若き二人が2010年にひらいたお店。


前日に予約をして、開店の12時から意気込んで入店します。

贅沢に、といっても、おまかせの下の上等なコースでも
35ユーロ
パリとは相場がちがいます。


いきなりカウンターアタックのような
美味しいアミューズ・ブッシュ(つきだし)のあと、

前菜はエスカルゴです。



これが、激うま
そのまま食べて、さらにソースをバゲットにつけて、2度おいしい。
もうすでに、ふだんのランチのボリューム感。

当然、シャンパーニュをあわせます。



サービスは、おもてなし上手な若きランスの女の子たち。
これもレストランの評価を高めます。


あっという間に完食。




そしてメインは、アニョー(=子羊)の煮込み。




これがピエールも身を乗り出して見るほどのボリューム。
肉だけでソフトボールほどの大きさに、野菜のつけあわせ。
さっき、エスカルゴと一緒に
バゲットをむさぼり食べてしまったことを悔やみます。

しかしこれが、肉のやわらかさといい、ワイン仕込のソースといい最高。
おいしいシャブリを合わせて、この時点で今年いちばんのレストランに決定です。


美食の国は、さすがに量がちがう。
トップレストランの決定と同時に、胃がギブアップの手を挙げようとします。

それをグッとこらえつつ、
頼んであったチーズの盛り合わせ(+4ユーロ)をキャンセルして、
デザートにそなえる私と連れ合い。

出てきたのは、中のチョコレートがいい感じでトロトロ溶け出してくる
Moelleux au chocolat(チョコレートケーキ)です。




最後は、種類の選べるカフェでしめて、滞在時間2時間以上のランチが終了。

日刊オトコが、胸を張っておすすめできるランスのレストランです。


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