東電OL殺人事件は、東京電力に務めるエリートOLの女性が1997年、何者かに殺害された未解決事件です。

 

彼女は仕事が終わると渋谷で売春婦となり、夜な夜な客引きをしていたというもので、お父さんも東電職員のお金持ちのエリート家族だし、本人もお金に困っていたわけではなく、なぜ売春婦をしていたのかは謎のまま。

 

しかも、当時犯人とされて事件後に逮捕されたネパール人の男性は、無実の罪で2012年まで日本の牢獄に入れられており、時代が流れ、DNA検査が精密化したことで無罪が確定。

 

そんな、日本の黒歴史に残る大変センセーショナルな事件です。

 

私はジャーナリストの佐野眞一さんが独自に取材したこの本をたぶん、もう10年以上前に読みました。

 

内容を読むと、ネパール人男性を犯人とするには確かにおかしい点がたくさんあり、いったいこの事件の犯人は誰なのか、わからないことが多すぎる。

 

事件当日、ネパール人男性のタイムカードの時間から、仕事が終わってから殺害現場までの足取りを辿ると、すごくタイミングよく乗り継ぎできたとしても、殺害時間にちょうど間に合わない、っていう点もおもしろかった。

 

ところが。。。

 

昨日、こんな面白い動画が上がりました。

霊能者が殺害現場近くに自縛ってる他のオバケたちに目撃情報を聞き込みし、事件の真相を勝手に調べちゃうタイプのYouTobe.

 

これ、この事件をめっちゃ調べた私には相当面白かったです。

 

新事実発覚??

 

なるほど、そういうことなら殺害現場のことも、知らない土地で発見された定期券のことも、ふに落ちる。

 

↓まずはこれを読んでみてください。ホント、面白いから。紙の本はもう売ってないみたいですけど、古本なら1円から買えます。キンドルバージョンもでてます。

 

東電OL殺人事件 (新潮文庫)

 

↓そしてこっちと合わせて読むと、警察がなぜそんな無謀な操作をしたのか、より理解できておもしろささらに2倍。

 

過去記事に貼ってあるおすすめ本「警察の裏側」