壊れた妻こと『こらぷす』と申します。
よく荒ぶっています。
ストーカー規制法とDV防止法について少しお話したいと思います。
実際に殺人に至った事象の内容を聞いていると、結局のところ被害に遭った側が行動し我が身を守るしか手段がありませんよね…。
男女問わず被害者側が引っ越しをしたり、電話番号を変えたり、逃げる(避難する)しかない。
職場が知られていたら最悪の場合は転職。
※セキュリティが整った会社ならば問題ないかもしれませんが。
声をあげても不安が一掃されるわけではないんですよね。
サンドバッグになりつづけないために、窮鼠猫を噛むの状態で同類などとひと括りにされてしまっても抵抗しつづけなければならない。
※サンドバッグになりつづけた人には「どうして抵抗しなかった」「逃げなかった」と言い、抵抗した人には「同類だ」「火に油注いでどうすんの」などと言う人が一部にいます。
ストーカーも暴力もイレギュラー。
頻繁に目にするものではありません。
※少なくとも私が暮らす地域では。
そんなイレギュラーを前にして、対処できる人はごく少数じゃないでしょうか。
犯罪や事件に巻き込まれることはないだろう。と、どこか他人事な感覚で暮らしているのが日常。
車の運転をしているときのような、”~かもしれない”と常に考えて暮らしているわけではないでしょうから。
ストーカーやDVは犯罪や事件と同じ、そういうイレギュラー。
法律やルールがあっても起こるものは起こる。
守らない、守れない人は常にどこかにいるんです。
自分ならこうする。こうした。
こうできただろう。こうすればよかったのに。
そうなったとき簡単に実行できたらいいですね、実行した結果うまくいくといいですね、なんです。
こういうことは起きないに越したことはない。
だけど、この世には正しい人ばかりが暮らしているわけではありません。
接客業をしていて、顔も覚えていないお客さんからストーカーされた。
知人から告白され断ったらストーカーになった、など。
20代のころ、私の周りでもありました。
人間関係が一番複雑で難しいと思います。
人の数だけ個性があると言っても過言ではない中で、関係を築くわけだから。
自分じゃない誰かのことを完璧に把握できていると断言できる人がいるなら、めちゃくちゃ当たる有名な占い師になれると思うのでおすすめです。
皮肉はさておき…
本当に被害者が逃げるしかないのか。
生活拠点を変えたりする他にないんでしょうか。
シェルターも聞きますが、被害者が自由を奪われ、隔離されなければならないのはなぜなんでしょうか。
加害者は注意喚起や命令がされただけで、その他の暮らしは制限なく暮らせているのに。
性加害者と通じるものがあると思うので、更生施設へ入れたりGPSで監視することが必須な感じがするんですが、犯罪者や加害者にも人権があるという考えのもと対応されないそうです。
殺人につなげないという考えで制定されたならば、生活拠点の変更は加害者側に設けた方がよい気がしませんか?
私は被害も加害も経験しているので、自制できない暴力は更生施設で…という考えが強いんだと思います。
人を暴力ででしかコントロールできないことは悲しいことという認識ができないのは異常だと思います。
私は自分が怖くなってカウンセリングを受けましたが、自身を正当化して暴力を振るいつづけるような人は強制的に施設収容させられても文句言える立場ではないと思います。