壊れた妻こと『こらぷす』と申します。

よく荒ぶっています。

 

「人が本当に異常をきたしている状態は『自覚できない』から最悪なのであって、”おかしいかもしれない”とか”これはおかしい”と感じる状態というはそんなに最悪な状態ではない」

 

「過剰に不安になるとか、おかしいと思うことは、あなたたちの言葉で言うところの”おかしい”状態なのかもしれないけど、意識したり、改善したいと思うことは至って正常なこと」

 

「本当に人を殺すような人は衝動的に殺してしまったり、そういう感情を隠したりする。あなたは怒りや悲しみがコントロールできなかったことを不安に思って自ら病院を訪れた。その違いは大きい」

 

これは私が壊れて医師を訪ねたときに話された内容。

夫から”お前は異常だ”と言われ続けていて、本当におかしいことをしたと思って医師を頼ったので記憶に深く刻まれている言葉です。

最近になってこの内容の意味を深く考えるようになりました。

夫はパチンコへの執着を自覚してないし、私から指摘を受けても疑問を抱くこともなく続けている。

これが医師が言う最悪の状態なのでは、と。


夫がやりたいことの妨げは私。

老後の資金のため貯金がしたいから道楽を控えてほしいと頼むと、貯金できるお金がないのは「お前の稼ぎが少ないせいだろ!?俺のせいにするな!」と言われ、「収入の安定した正社員に再就職するから家事の協力を…」とお願いすると、「そこまでして働く必要ある?」。

再就職しようと試みている今は「パートでもなんでもいいからさっさと働け」。

どの立場のときも常に私にあれこれ文句をつけている自分の姿は見えていないのでしょうか。

体を壊しても「脆い」「弱い」と立て続けに責め、自分の身を削ることは絶対にしない。

私が高熱を出せば病院代と食費がかさむだけ。

夫は炊事することなく、洗濯物は溜めたまま。グラスや食器もシンクに溜まっていく。

ゴミ捨て日が重なればゴミも残ったまま。

下手したら独り暮らしより病み上がりがしんどい。

物価上昇や燃料高騰、私の体調不良に関係なく、電気代やガス代が値上がりしてもパチンコの軍資金は変わらず、なにを犠牲しているか誰がどう見ても見えるはずなのに食費が足りないとは何事!?な反応。

 

※何度も耳タコかもしれませんが…

パチンコの軍資金は2~3万円。

高額になると1日5~6万円くらいだと思います。

週末だけでなく祝祭日も。最悪平日に有給を使ってパチンコに行くので、最悪の最悪を想定すると最大15万円くらい1週間で使っていることになります。

バックがあるから可能なことも承知していますが、使うことばかり覚えてもらっても迷惑なのです。

 

医師が言うには本人が気付かないことには何もはじまらないそうです。

認識し、自覚を持ったときにはじめてスタートラインに立つものと説明されました。

夫はまだスタートラインにも立っていません。

本人は自分が健全で異常者の妻に振り回されていると、自分の身近な人に吹聴して回っているくらいなので、自己愛性パーソナリティ障害でも高機能広汎性発達障害でもなければ、ギャンブル依存症でもないと思っています。

 

医師からは耐えようとしないことを強く説明され、「自分の居場所を持つ」、「自分のことだけを考える時間を作る」、「ストレスを溜め込まない」、「ストレス解消法を見付ける」、「最悪の場合はストレスの元凶から逃げる」ことが必要と教えてもらいました。

※我が家の環境では難しいと医師も感じ、最後に”逃げる”を添えたのかもしれないと思いました。

別居前のようにガチガチに身構えてもいないし、完璧に家事をしなきゃとも思わないし、夫には勝手に言わせておいてほとんど聞いてません。

真剣に聞いて頑張っても、病んでも、怒ってもしんどいのは 結局 私なので。