あの渚であの人と会ったのは
いつのことだったのだろうか
わたしはいつのまにか
老いてしまい
美貌もなくしたわ
(前から無いやろ)
そしていま
わたしは
あのときの浜辺に来ている
見上げる空は満月
巻き貝やさくら貝は
月の雫で濡れたように
輝いていた
別々の人生を歩んできたけれど
わたしの人生も
まんざらでもなかった
やがてわたしは立ち上がり
浜辺の砂をふみしだきながら
あのときの可愛さは
どこに行ってしまったんだろうと
(しつこい)
夜の静寂のなかに想うのだった
そして
ポニーテールだった黒髪は
銀髪になり
月の雫が
降り注いでいた
( 妄想物語です )
(*´ω`*)
すぅ
ありがとう❤
感謝
❤