わたしが通うリハビリ施設に
来られている96歳の女性を
わたしは密かにゴッド姉さんと呼んでいる
先日の会話
ゴッド姉さんを(ゴ)
わたしを(わ)
おっちゃんを(お)と会話の頭につけますね
(ゴ)「 わたくしねええ もうおんな捨てようと
思っておりますの 」
ゴッド姉さんは関東方面のご出身です
見た感じはババではなく女性そのものです
(わ)「 えっ! おんな捨てるのですか!? 」
(わ)「 ほんなら それ拾います わたしにください 」
(わ)「 わたし とっくに捨ててましたから 」
(ゴ)「 まあ あなた面白い方ねぇ
人に好かれるでしょ あなた 」
あくまでもゴッド姉さんが言わはったことです
文句がある方はゴッド姉さんにお願いします
そして 隣に座ってはる男性に(ここでは一番若い)
(ゴ)「 あなたお若いけど足が弱いのねぇ 」
以前一緒にチークダンスをした相手です
(お)「 ぼくはもうあと3年くらいしかよう生きん 」
(ゴ)「 まぁ それじゃわたくしと一緒に逝きましょう
わたくしもそれくらいしか生きられないと
思いますの ぜひご一緒に逝きましょう 」
(わ) 「 ほんならわたしも一緒に逝きますわ
仲間はずれにせんとってください 」
(ゴ) 「 おほほ まぁどうしましょう!
でも あなた おんなを拾ったんだから
もう少し生きなさいね 」
( 意味不明 )
信じられない時の速さ
羽ばたいて
一所懸命
羽ばたいて
それでもまだ
わたしの心のなかに
かすかに残るきらめき
もう一度
追ってみようか
ゆめを
すぅ
ありがとう❤
感謝
❤