同級生 | 76歳からの挑戦

76歳からの挑戦

★入院生活から一変したわたしの生活記録★

 

はるかに遠い日

 

〇〇中学校

 

3年3組 三宅先生

 

 

Kくんはいた

 

Yくんだっていた

 

 

わたしは落ちこぼれ

 

冬の廊下を

 

歩いていたとき

 

靴下をはいていない足が見えた

 

 

壁にもたれたYくんだ

 

就職組やったけど

 

クラスで1番の成績

 

 

そうだ!

 

Kくんも一緒にいた

 

クラスで2番の成績

 

お金持ちのボンやった

 

 

 

なんで?

 

Yくんが高校に行かれへんのか

 

切なさがこみあげる

 

そのとき

 

ふたりの笑い声が

 

聞こえてきて・・・

 

 

わたしは顔を上げて

 

一気に廊下を駆け抜けた

 

 

 

15の春

 

 

 

 東京に住んでいるKくんに電話をした

 

 わたしは今 歯の治療をしていて 前歯2本を抜き

 

 きれいになるのが5月連休明けなので

 

 それまでは人に会いたくない

 

 故郷に帰るのはその後にして欲しい旨の電話だった

 

 Kくんは

 

 「 ふんふん ええよ〜 」

 

 いや 東京に住んでいるのでええよ〜とは言わん

 

 「 いいよ〜 」

 

 「 でも すぅちゃん行けるのかい 」

 

 「 うん 行ける 」

 

 

 Kくんは歌がうまくてちょっとした歌手気取りで有名人

 

 せやけど わたしは一緒にカラオケ行ったことないし

 

 Kくんの歌も聴いたことがないねん

 

 

 「 なんか歌ってほしい歌ある? 」

 

 意外な質問にぎょぎょさかなくん

 

 

 ウルフルズの笑えれば

 

 とか

 

 玉置浩二のストーリーとか歌えるのか

 

 

 せやけど わたしは優しいのでこんなことはよう言わん

 

 う〜んう〜ん とっさに出てけえへんがな

 

 

 えんかでもええんか?

 

 んじゃ フランク永井の 【 おまえに 】はどう?

 

 そらええわ この歌好きやし(古っ)

 

 歌うてくれはんの?

 

 

 そうやねん Kくんはこんなとこある人やった

 

 自信家で天狗や

 

 

 

 

 せやけど・・・

 

  

 

 

 わたしは最後に釘さされた

 

 

 

 

 

 

 

 Yの代わりに歌うんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 (´;ω;`)

 

 

 

 

 

すぅ

ありがとう❤

感謝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハート