「Lucy」
公開:2014年7月25日
制作国:フランス
ジャンル:サイファイアクション
監督・脚本:リュック・ベッソン
制作:ヴィルジニー・ベッソン・シラ
配給:Luc Bessonの会社Europacorp。
撮影:台北、パリ、ニューヨークで行われた。
出演者:スカーレット・ヨハンソン、モーガンフリーマン、アムール・ワケド、チェ・ミンシク。
人間の脳はその10%程度しか使われていない。
しかしもし仮に100%使うことができたら、人間はどうなってしまうのか?というテーマ。
Lucyはマフィアのドラッグ取引に巻き込まれて、新型ドラッグの運び屋にされてしまう。
輸送途中に別のマフィアにつかまり、腹部を蹴られた際にドラッグの袋が破れ体内に流れ出したことをきっかけに、ドラッグによる脳の覚醒が始まってしまう。
Lucyは運び屋にされた他の人からドラッグを手に入れる為、ヨーロッパへ向かう。
現地警察に協力を要請し、マフィアとの戦いになるも、ドラッグを手に入れる。
そして、自身の体について話をするため、脳科学の博士に会いに行き、残りのドラッグを自身に注入する。
追ってきたマフィアの襲撃があるも、覚醒が100%に達したところでLucyは姿を消す。
Lucyは脳の覚醒により得た全ての知識を、自身が作り上げた新時代のコンピューターを使い、1つのUSB(?)に収め、それを博士に渡す。Lucyはどこにいったのだ?という刑事の問いに対して、「I'm everywhere」と刑事の携帯にメッセージが届くところで物語が終わる。
感想
私としてはバイオハザードやトゥームレイダーの戦う女系の映画が大好きなので、女性が一人で敵地に乗り込んで、クールに敵をバッサバッサ切っていくのはゾクゾクさせられます。
SF要素が入っているので、かなりぶっ飛んだストーリーでまったく現実的ではないし、突っ込みどころも満載だけど、主人公がカッコイイからいいかなと。
物凄くぶっ飛んだ能力を持って、無敵のスーパーマリオ状態なLucyちゃんだけど、それに対しマフィア達があまりにも無防備で何度も戦いを挑んでたのは、自分でまいた種なのに、対策は出来てなかったのか!とちょっと突っ込みたくなる。あと、最終的にUSBで膨大な情報を収めるところとか、以外と今の時代に合わせようとしてる!けど、それまでがぶっ飛んでて、「え!そこはUSBなの?もっとスーパーな脳にパルスを送って伝えるとかじゃないの?」と思ったりもしましたが。
英語メモ
・It stars 人 …人が出演する
・nootropic drug …スマートドラッグ
・became a box office success ・・・映画・芝居などが大当たりする
・drug mule ・・・麻薬の運び屋
・be in captivity ・・・監禁される
・metamorphose into ・・・~に変形する
