煌くんが産まれた日から
火葬までの4日間、
普段とても多忙なパパが私の為を思い
仕事を休んでくれた。
1日目はずっといっしょに過ごしてくれ、
次の日はゆっくり休んでほしかったので
病院に来るのは断ったのだが、
その日は一日中、家を掃除し
ワックスをかけてくれていた。
娘の出産の時と変わらず
私と息子を温かく迎えてくれる
その思いがとても嬉しかった。
『ママ、9ヶ月間
頑張ってくれてありがとう』
と何度も何度も言ってくれた。
入院中、辛い思いもたくさんしたけど、
私はこの経験をしたのが
私の大事な人たちではなく
私自身で良かったと思う。
この辛さを味わうのが
大切な家族だとしたら
間違えなく
『変わってあげられたらいいのに!』
と思っていたと思うからだ。
全てを受け止めるまでには
時間はかかるけど、
とりあえず一区切りとして
妊娠中、入院中に酷使し続けてきた
自分の体を労ってあげようと、
3日ぶりにシャワーを浴びて
念入りに体を洗った。
これからはもう少し自分の体を
大切にしてあげよう…
とふと思った。