アテネからバスに乗って、2時間半バス

デルフィという小さな街へやってきました。

デルフィは、古代宗教の中心地として栄えたそうでアポロンの神託で有名な場所。

  

その前に、あまり知られていないアテナプロナイア(アテナの聖域)へ。

残念ながら、日本のガイドブックには全く触れられていませんが、ここも古代では重要な場所。

アテネを中心とした都市国家を築いていた古代ギリシア人たちは、女神アテナを守護神として崇め、アテナを祀ったトロス(円形の神殿)や宝物庫を建設。

トロスこれ

現在は柱3本だけが残っていますが、かつてはところどころ赤く彩られた豪華な神殿きらきら!!

古代ギリシャ人たちは、まずここを訪れてから道路沿いにある公衆浴場で身を清め、参道を通ってアポロンの神殿へと向かったそうです。
現代の神社への参拝と同じようなものかな。私たちも古代の人たちと同じ様に辿ります走る人


神話によると、古代の人は世界は球状ではなく平坦な世界と考え、全能神ゼウスが西の端と東の端からそれぞれ1羽ずつ鷲を放ち、出会った場所を世界の中心と考えました。

その2羽の鷲が出会ったと言われているのがデルフィ。

そして、そこにオンファロス(大地のへそ)という石を置いていたそう。 

遺跡の中にあるのはレプリカで、本物は隣接する博物館の中にありましたこれ
   


そして、有名なアポロンの神殿跡これ

ガイドブックを読みながら、”神託”って何?と思ったのですが、要するに巫女をとおして神のお告げをきく、現代の占いのようなものと私なりに解釈しました。
ここでまた神話が登場するのですが、ゼウスの息子アポロンはデルフィで大蛇を殺してしまい、その蛇を神殿の地下の穴に埋めました。

その地下から出る煙の中に巫女が座り、神殿を訪れた人に神のお告げを伝えるというものだったそう。

この神のお告げを聞きに、遠路はるばるたくさんの人が詣でたらしいです。

もちろんお金もたくさん積んで。時には彫像を寄贈したりして。って今と変わらないのね。

これはナクソスという島国から寄贈されたスフィンクスだそう。

そして、こんな数々の彫像に飾られたかつてのデルフィはこんな感じだったそうこれ

やっぱりカラフルに彩られていたのねらぶ②

敷地内にはお決まりの劇場もこれ


ギリシャ神話、旅行に行く前は「登場人物多いし、名前が覚えられないし、なんだかよくわからない叫び」と思っていたのですが、いろいろ調べていると神といえども人間臭くいろんな話があり、またそれぞれの神の生い立ちや性格も色々で面白い。

因みに、何故古代ギリシャ人たちは女神アテナを守護神としたかというと、神話によれば女神アテナと海神ネプチューンが都市の守護神の座を争っており、二人はそれぞれの得意分野で市民にアピールをします。

ネプチューンは三叉の鉾で大地を突いて塩水を湧き出して「エレクテウスの海」を創り、アテナは槍を突いて実をつけたオリーブの木を出しました。

市民達はオリーブの木を選び、女神アテナにちなんでアテネとしたのだそう。

めでたし、めでたしパチパチ♪ぱちぱち  おしまい