キャラメルポップコーン  ~公開中の映画に甘口★評価~ -19ページ目

キャラメルポップコーン  ~公開中の映画に甘口★評価~

初めての映画は映画館で観るべし!そんな想いで観た映画の感想、制作秘話、時にはダメ出しをしている小夜子の映画日記です☆

$キャラメルポップコーン  ~公開中の映画に甘口★評価~-クロエ
『クロエ』
評価/★★★
監督/アトム・エゴヤン
出演/アマンダ・セイフライド


おはようございます、小夜子です。

今日は『クロエ』の”残念な箇所”についての記事です。この映画が100点満点の方にはごめんなさい(;^_^A

注意!
ここから先はネタバレ箇所も含まれております。
未鑑賞の方はご了承の上、お読みください注意



NG箇所① クロエの過去
キャサリンに手渡した、母の形見だという髪飾り。娼婦クロエ(アマンダ・セイフライド)は妻キャサリン(ジュリアン・ムーア)に”母”の面影をみていたのでしょうか。しかしクロエは多くを語りません。だからこそ神秘的な雰囲気を保っているのです。しかしあそこまでキャサリンに固執をし、自分の気持ちを「理解してもらいたい、側にいてほしい」と願うならば、もう少し自身のことを晒け出しても良かったのではないでしょうか。
例えば「幼い頃は父に捨てられ、母との貧困生活をしていた」だとか「娼婦まがいのことを始めたのは○才の頃」「いつだって男性はわたしを気まぐれに抱いて気まぐれに去って行く」など(すみません、この3点は全て小夜子の創作ですあせる)クロエが娼婦を始めるようになったきっかけや、辛い体験談があればいっそう観客はクロエを身近な存在として感じられ、より感情移入して鑑賞できたかと思います。妻と夫と娼婦の心的描写のバランスが少々偏っていたように思えます。


NG箇所② 娼婦のクロエ
妻キャサリンと娼婦クロエとの出会いは、とある高級レストランのレストルームでした。泣いているクロエを慰め、席に着くと自分の席からクロエの席がちょうど見える位置だったという偶然から二人の関係が始まっていきます。しかし男性客と一緒にいる時のクロエは決して楽しそうではありません。よそ見をし、笑わず、退屈そうな顔さえしています。もともと陰のある役柄ですが、プロを自負している彼女らしくない素振りだと思いました。そもそもデートの途中で泣き出しちゃうくらいですから、なにか男性客とのトラブルがあったのかもしれませんが、その後も妻キャサリンから依頼されたターゲット以外では、男性との接触もあまり見られませんでした。あまり娼婦の活動に力を入れていなかったのでしょうか。
小夜子としては妻キャサリンといるときに携帯電話が鳴り、男性客との小悪魔的な会話のやりとりを1シーンだけでも登場させて欲しかったです。そして「こんなに男性と魅力的な会話が出来る娘なら、夫が誘惑に負けてしまうのも納得ね」と、妻キャサリンがある意味”敗北”を認める要素が欲しかったです。そうでなければ”ただ若くて可愛いだけ”の理由で夫が不貞を働いたことになってしまうため、物語に深みが生まれません。


NG箇所③ クロエの最期
クロエの常軌を逸した行動がエスカレートしていくに連れて、クロエが”愛”だけを探し続けていたのだと思いました。悲しいことに、どれだけ伝えようと奮闘してみたところで相手は一層クロエから離れていきます。今まで手玉にとってきた男性客とは違い、今回の相手は彼女にとって難問以外の何者でもなかったでしょう。
せめてもの思いで”面影”を探して別の人と一緒になったとしても、やはり本物には叶いません。クロエのとった最終手段、そしてそれを目撃した息子マイケル(マックス・シェリオット)の衝撃を考えると、もう少し別の解決策があったのではないかと感じます。最期まで気丈に振る舞い、プライドを保ったエンディングを期待していました。


クロエの神秘的な要素を失わずに、情報を与えることは容易な作業ではありません。もしかしたら「もっと知りたい!」という欲求を観客に与える狙いがあったのかもしれません。そう思うと、小夜子もクロエの策略にまんまと引っかかっていますね!(´Д`;)おそるべし魔性の女アマンダ・セイフライドサンダル


『クロエ』HP ↓
http://www.chloe-movie.jp/pc.html



明日は、同じくアマンダが主役の『ジュリエットからの手紙』の映画レビューを予定しています!久しぶりにキュンとするラブストーリーを観に、今から映画館に行ってきますv(^-^)v
小夜子より 


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