会計士と弁護士の両方持ってる人周りに何人かいるが、どっちを先に取っているか私見を述べてみたいと思う。
そんなサンプルの母集団は大きくないが。

周りをみると、圧倒的に多いのが会計士になってから司法試験受かったってパターン。
周りはだいたいこのパターンである。
僕がいた監査法人の同じグループの先輩から2人司法試験受けた人がいたらしい(僕の入所前には退職してた)。
この2人は旧司法試験の世代で、すぐに合格していた。
周りで会計士から司法試験受けた人はけっこう受かってるが、知り合いの知り合い(早い話、他人)だと受かってない人もけっこういる。

対して、弁護士から公認会計士試験受かったのは、周りではあまり聞かない。
弁護士は会計士の短答とか免除になるが、これって試験で求められる能力や必要な能力が不明瞭になる一因な気もする。
基礎的なことやらずに、論文テーマに絞るという名目で学習を進め、気がつくと総合問題が全く解けず手遅れというパターン。
ちなみに、司法試験予備校の講師が会計士受けてると書いたことがあるが、残念ながらのの人のやり方は会計士試験に求められることや、必要なことが分かっていない典型だとおもう。
試験合格の見立てがそもそも検討違いだから、悪い言い方だと要件事実における主張自体失当といえるようなものになってしまう。

ちなみに、個々の人の例ではなく、一般的に見てきた感覚として、法律と会計は思考や頭の使い方が違う気がする。
早い話、違う能力をつかうってこと。
その点からしても会計→法律は比較的適応できるかもしんないけど、法律→会計は適応が難しいケースが多いのではないかな。