この前、会計士の補修所の先生やってる人から聞いたら、今の補修所の人は、ウチらの時より優秀だと感じるそうだ。
試験範囲も相当広がってるし。
以前、今の試験は易しくなったようなことを言ってしまったが、前言撤回である。
ごめんなさい🙏

ところで来月、会計士の論文である。
会計士受けてたころはホントに必死で、オリンピックあっても見る余裕なんて絶対なかった。
なんせ最後の二次試験であったため、必ず仕留めるという気迫だった。
落ちたら、翌年なんて全く考えていなかったんだから。


この前、予備試験の論文が終わった。

たまに弁護士の記事で企業法とか免除申請しないで受ければ高得点だというのをみる。

ホントだろうか?

たぶん、そうはならない。

会計士試験は性質の異なる科目を一度に受けるところに難しさがある。
この科目同士の成績の動きは反比例することもあり、計算やりそっちの頭になると、法律とかの理論が落ちてきたりである。
そのため、理想論で法律高得点と言ってもそうはならない可能性が高い。
あと、弁護士が短答を免除することで、論文における考え方を誤ることが多い。
極端な話、論文は頻出論点に絞るから連結だけでいいんだーと、言っていた人がいたくらいだ。
これだと一般の簿記の計算とかできないのに、連結をいきなりやる。
結果、できるようになるわけがない。
数学でいえば、方程式やればいいから、足し算引き算はやらなくていいんだーって感じである。

じゃあ、自分が弁護士から会計士受けるならどうするか?

短答も企業法とか免除申請できるのは全部免除する。
その上で、まずは基礎からひたすら計算の答練をときまくることからはじめる。
当たり前だが王道である。
学問に王道はないが、受験に王道はあるのである。