先週、司法試験が終わった。
知り合いで受けてる人もいるし、なんだかんだ気になるところである。

なんか傾向変わって、論文で学説問題が出たとか、短答の刑法でパズル問題が出たとか、、
受験心理として特に傾向変わると(結果として上位合格しても)自分は落ちたと感じるものである。

僕が法律の勉強を始めた時は旧司法は終わっていたので、その頃の短答のパズル問題は話に聞くだけで体験したことはない。ただ、現行短答の刑法は自分が受験した時には、力がつく良問が多かったと思った。

で、論文とかで学説問題とか、、こんなのやめろよ〜
学者は学説好きだけど、実務家登用試験なんだし。
有名な「判例は神。学説はゴミ」って格言?もあるんだし。
僕は学説問題とか大嫌い。
判例もなく色んな見解が乱立してる分野では、準備書面に説得力ある見解として、ある学説を載せることはあるでしょうが。

そういえば、旧司法の時に受かった弁護士が、口述試験で、刑法の試験委員に実行行為のこと聞かれ、その人が「現実的・具体的に法益侵害〜」と答えた。試験委員が現実的・具体的って何とずっと聴いてきたそうである(具体的な当てはめでなく、単なる抽象理論)。そこ聞くかーと思ったらずっとその話で、もう一人の試験委員が口挟んでくれて終わったら口述試験の時間もあ終わったそうである(遅いよ!!)。

これで口述落ちたら、アイツ絶対許さないと思ったと。

とにかく受験生の皆さんはお疲れ様でした。