優先順位・自己実現
◆あなたの目の前に、大きな壺(ツボ)があります。
最初に、大きな石をゴロゴロと目一杯その壺に詰め込みました。
ここで、あなたに質問です。
Q「壺は、いっぱいでこれ以上入らないでしょうか?」
A「はい、もうこれ以上は入りません」
この答えは、ある意味、正解です。
「大きな石は、もう入らない」という「前提」ならばですが・・・
そう、大きな石は入らなくても、小さな「砂利」なら、まだまだ入ります。
今度は、「砂利」をその壺に目いっぱい入れます。
Q「壺は、いっぱいでこれ以上入らないでしょうか?」
A「まだ、入ります。」
そう、今度は「砂」なら、まだまだ隙間があるんで入りますね。
壺に「砂」を隙間なく流し込みます。
もう、壺には何も入らないでしょうか?
賢明なあなたなら、お分かりデスヨネ・・
そう「水」なら丁寧に入れれば、まだ入ります。
◆この壺は、実は「あなたの人生」です。
人生には、寿命という時間的制限、行ける場所の空間的制限
やれることの限界など、「境界線」があります。
つまり「壺」です。
では、前の壺を一杯にする話は、何を意味しているのでしょうか?
それは、「人生の優先順位」を間違えないこと。 です。
最初に壺を「砂利や砂」で一杯にしてしまうと
もう、「大きな石」は入れられません。
最初に水で満たしてしまうと、後から何かを入れると
水が、こぼれてしまいます。
だから、あなたの人生で「一番大切で、一番やりたいこと」=大きな石
を一番最初にやるべきなんです。
◆生きて行く上では「やらなきゃならない義務=Duty」と
「やりたいこと」、「生きがい」のためのアクション、
この大きな2つの「行動」から成り立っています。
是非とも、「生きがい」「自己実現」に直結する
「あなたが本当にやりたいこと」をいの一番にやる
習慣を身に付けて下さい。
◆あなたが、いま何歳であっても、この法則は生きています。
長い人生を長期的に観て
「あなたにとって一番大切なこと」
を一番最初に実行に移し、その一番大切な「大きな石」を
毎日欠かさず、あなたの壺に入れて下さい。
さもないと人生の最後の瞬間に
「一番大切なもの」を入れ忘れたことに気が付いても遅いですから!!
大丈夫です!
今、あなたの直観が「一番大切なこと」と感じることを
決して後回しにせず、「今やれば」、充実した人生を送れますから!
最後は、満足して、笑って極楽浄土に旅立てます!!
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とある大学で、面白い授業が行われました。
授業内容は「人生の優先順位」についてです。
大学教授は教壇の上に、大きな壺を置きました。
次に大きな石を取り出し、壺いっぱいに詰め込みました。
教授は学生に、問いかけました。
「壺は、いっぱいになっただろうか」
一人の学生が「はい。いっぱいになっています」と答えました。
教授は「いいえ、違います」と答え、あるものを取り出しました。
砂利です。
大きな石は入りませんが、小さな砂利であれば、入ります。
つぼに砂利をいっぱいに入れて、再び「壺は、いっぱいになっただろうか」と問いました。
1人の学生が「いいえ。違うと思います」と答えると「そのとおりだ」と言いました。
次に取り出したものは、砂です。
砂利はもう入りませんが、小さな砂であれば、入ります。
砂で壺を満たすと、教授は再び「この壺は、いっぱいになっただろうか」と学生に問いました。
学生は「いいえ」と答えました。
「そうだ」と答えた教授が次に取り出したのは、水でした。
砂は入らなくても、水であれば、入ります。
壺いっぱいまで、水を入れました。
今度こそ、本当に壺がいっぱいです。
教授は「何が言いたいか分かるか」と尋ねました。
1人の学生が「予定がいっぱいでも、努力すれば、詰め込むことができるという意味でしょうか」と言いました。
「そう来ると思ったよ。違うんだ」と大学教授は、発言しました。
私が本当に言いたかったのは「人生の優先順位だ」と。
「この壺は人生だ。物事には優先順位がある。大きなことから順に入れないと、後から入れようとしても入らない」
教授が本当に言いたかったことは、これでした。
最初に大きな石を入れなければ、砂や水で満たした後では、入れられません。
物事には、正しい順番があるのです。
あなたにとって、大きな石にあたることは、何でしょうか。
勉強でしょうか。
家族でしょうか。
友人や恋人でしょうか。
最初に、大きな石を入れましょう。
常に、今しかできないことを、最優先です。
さもなければ、貴重なチャンスを失うことになるのです。
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「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、
いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」
「それは違う」と教授は言った。
「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、
大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないという事なんだ」
君たちの人生にとって”大きな岩”とは何だろう、と教授は話し始める。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり・自分の夢であったり…。
ここで言う”大きな岩”とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君達はそれを永遠に失う事になる。
もし君達が小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、
君達の人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体失うだろう。
優先順位・自己実現