◆あなたを含め、ほとんどの人は、
「物事が上手く行かない時」に、
何か自分以外の外部のせいにしがちです。
例えば、仕事が上手くいかず、失敗続きだったり、
クレームや上司の叱責が続いた時に
あなたは、心の中で、ほぼ自動的に
「私は、悪くない。
私の出来るだけのことは全力でやった。
状況が悪かったんだ。
そんな私の努力を認めない上司が悪いんだ。
安い価格を出せないあの部署やそんな組織を作っている会社が悪いんだ。
いや、うちの価値を認めず、
悪かろう安かろうのエージェントを選んでいるお客が悪いんだ。
私は悪くない。正しいんだ・・
そう、そもそも、こんな制度を維持している
政治が悪いし、日本が悪い、、世の中全体が悪いんだ。
私だけは正しいんだ・・」
と、意識、無意識で、思ってしまうものです。
◆そして、仕事が終わると、
愚痴を言い合える同僚と、行きつけの安い赤提灯に行き
「あの上司は、馬鹿だから、何も分かっていない・・・
会社の組織全体が間違っている。
だから、私は上手く行かなんだ・・・
みんな私が苦労しているのは周囲が悪いんだ。
と一杯飲みながら、愚痴を言い合い、慰め合い、溜飲を下げる訳です。
◆でも、本当に
「あなただけが正しくて、上手くいかないのは、全て周囲のせいでしょうか?」
たしかに、周囲も完ぺきではないでしょう。
あなたの指摘が的を得ている場合もあるでしょう・・・
◆でも、一つだけ断言出来る、真実があります。
周囲も神様ではなく、完璧なことは有りえませんが、
あなた自身も神ではなく、常に完璧だということは、有りえない・・・
ということです。
大方、物事が上手く進まない時は、
あなたも周囲の関係者も、どこかが間違っていたのです。
◆一番大事なのは、その状態を、あなた自身が、
客観的に俯瞰して、どう捉えられるか・・
です。
◆また、何かのイベントが上手く行かなかったのは、
次なるチャレンジ目標に進むための
天の神様からの、あなたへの「贈り物」なんです。
そう、あなたの人生をより大きく幸せに成功するための「天の試練」に過ぎません。
その試練を乗り越え、更に大きくてレベルの高い「領域」に進めるかどうかは、
あなた自身の「ものの見方、考え方」に掛かっています。