全ての条件が揃った理想の「物件」や結婚相手など、この世に存在しない。 | 神城豊の「あなたが逆境を乗り越え幸せに成功する魔法の法則」

神城豊の「あなたが逆境を乗り越え幸せに成功する魔法の法則」

倒産・一家離散・離婚、難病で生死を彷徨うも奇跡の生還後、現在はハッピービジネスマンへと逆境人生から何度となく立上がり今のハッピーライフを掴んだ波乱万丈人生を歩んできた私、神城豊が、あなたに逆境を克服し幸せに成功する魔法のルールを伝授します。


皆さんは、人生の中で、日々多くの「選択」をしています。

小さくは、

▲今朝はどの「洋服」を着ていこうか・・・

▲今日のランチは、中華にするか、和食にするか、イタリアンにするか・・

はたまた、

▲今晩は「飲むか」、シラフで帰宅するか・・

などなど、日常生活でも、ほぼ「無意識的に」多くの、実に様々な
『選択』をしています。

人生の岐路とも言うべき

大きな選択だと、

●どの大学(高校)を受験しようか、進学しようか

●どの「マイホーム」を買おうか・・・

●転職すべきか、今の会社に留まるべきか・・

とか

●どちらの女性(男性)と付き合って、結婚しようか・・

など、大小様々な「選択」をして今まで生きてきました。
また、これからも多くの「選択」を意識、無意識にして

生きていくことでしょう。

◆この『人生の大きな選択』をする時に

心得ておいた方が良いことがあります。

それは、まず

選択のための『基準』を明確にし、間違えないこと。

選択自身を間違える・・

以前に、対処を選択するための『判断基準』が間違っていたら

当然、その選択も誤ったものになる訳です。

しかも、その基準というのは大きく下記2つに分かれます。

1つ目は、

世間一般的に(いわゆる常識的に・・)言われている「選択基準」です。

もう一つは、あなた独自の基準です。

例えば、

一生に一度のマイホーム選び(マンションとしましょうか)の時、、

世間一般(常識)的な「選択基準」として言われているのが

1)広さ (何平米あって、間取りは?)

2)最寄り駅からの距離

3)交通の便、駅の使い勝手

4)街の性格

5)築年数

6)もちろん「総額幾らか?」

7)階数

8)周辺環境

などなど・・

自分独自の「判断基準」として、例えば

1)眺望(眺めが良いか?)

2)部屋の形は? (ワイドか?)

3)南向き?(これは世間一般基準ですね)

4)住民はどんな人?

などなど・・

まず、どんな「選択基準」があって、自分は何が一番大切に感じているのか?

これを、はっきりさせておかないと「なかなか、決断が出来ない・・」

ことになります。

◆去年の秋に、今住んでいる「築50年以上のボロ・アパート」が

 取り壊され、新しいマンションを立てるので「立ち退かざる負えなく」

 なり、相当数のマンションを見て回りました。

 100件以上見たでしょうか・・・

◆そこで、当たり前のことに気がつきましたね・・・

『自分にとって理想の「全ての条件=基準」がベストな物件はこの世に存在しない』

ということを、、

つまり、一定の予算内で、

✖駅近くで、閑静な住宅街で、眺望も良くて、最上階で、築年も浅く
部屋も綺麗に使っている・・・

こんな虫の良い物件がある訳がありません。

しかも、仲良くなった不動産屋のお兄ちゃんが言ってましたね・・

「そのなんですよ、何でも全て条件に合う『物件』ってのは、
 なかなか無いんです。

 しかも「お金を沢山だせば(高額物件なら)あるかと言えば
 そうでもなくて、高額物件になればなったで、条件がより
 高くなり、ご満足頂ける物件はかえって希少になりガチなんです」
 と・・・

 この不動産屋さんの一言で、ハット思い知らされましたね・・

「この世に、理想の条件を全て備えている「物件」など存在しない」ことに。

◆なぜなら、

条件=選択基準 は、各々で、根本的に「相反する」概念が、多々
入っているからです。

例えば、駅に近ければ、たしかに「歩かずにすむし、雨でもOkay」ですが

おおむね、「うるさくて、繁華街に近く、静寂とはほど遠い」場所

になるのが、この世の常です。

また、高台で見晴らし、眺望が良ければ、その分、歩いて丘や坂を

上がっていかねばならないことが多いでしょう。

また、築年数が浅ければ、同じ条件なら、物件価格が高くて、狭くなるのが
普通です。

◆つまり、お互いに「矛盾した要素」を含んでいる「選択基準」のうち

 あなたは「何を一番大切に感じ」、他の基準のレベルをどこまで

 下げて我慢できるのか・・・

 この「選択の価値基準」をしっかり持っていて、ブレない人は

 マイホームの物件選びでは、決して失敗しないでしょう。

◆これは、何も「マイホーム」など物件選びだけじゃありません。

結婚相手でも、就職で会社を選ぶときも・・・

あらゆる「選択」の場面で、「より満足の行く、成功する選択」を

するためには、「普遍的な真理」といえますね。

結婚相手なら・・・

年収が高ければ良いのか・・

貧乏でも、ハンサムなら良いのか・・

とにかく、頼りがいがあって、優しくて、性格が良い男(女)が良いのか・・

互いに「矛盾する」「選択基準」のうち、あなたが「何を一番重視」し

「その一番大切な価値観」以外の要素をどこまで「我慢」出来るのか・・

この感覚が、非常に重要だと思います。

最も、結婚相手となりますと、不動産と違って

「相手と、あなたとの相性」

も重要な基準ですし、結婚する前と後で「アラがお互いに見える」

ことも、織り込んでおく必要はありますけどね。。

◆いずれにしろ、あなたが、人生での大きな選択を迫られた時に

成功するための、私のオススメレシピは

1)選択基準を、紙に書いてみる。
  世間的な常識基準と、自分独自の基準に分けて

2)そのうちに、「何が一番、自分には重要か・・」
  と、その基準に「優先順位づけ」をしてみる。

3)各基準に、点数(10個の基準があれば、最高の基準を10点
  最低=一番どうでもよい=の基準を1点)をつけ
  物件や、相手に、評価点数をつけてみる。

その総合点を参考に考える。

ただし、やはり最後は、あなたの総合的な「直感」を頼りにするのが
一番ですけどね。