高速で動かしているのに筋肉から負荷が抜けないように、ってなに?


ノンロックでやるだけで筋肉の緊張は維持できるの?


なんだか矛盾してない?という疑問を持っている方向けのお話。



【それぞれの視点と矛盾】


バーベルやダンベルといった物体それ自体の運動で見ると(力学的には)、筋肉から負荷が抜ける速度で動作をしていながら、


筋肉の緊張持続による(生理学的な)効果を獲得するために、ノンロックなどの特定可動域でおこなう。


また、


骨や関節の形、筋肉の機能的には(解剖学的には)筋肉は緊張持続しているが、


バーベルやダンベルといった物体の重心と関節への負荷のかかり方、それに伴う筋活動で見ると、(力学的には)負荷が抜けている。


他には、


ラックに戻して小休止することで(力学的には)完全に負荷抜けするが、


30秒くらいまでは筋肉は(生理学的には)動作中と同じ筋中環境になっている。


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このように視点を変えると矛盾が生じるのですが、どれが良い悪いではなく、これは個体差への対応に必要な矛盾なんですよね。


10人いれば10通りの身体や動作があり、それによってできることもあればできないこともありますから。


少し難しい話になりましたが、柔軟に考え、自分に合ったトレーニングをしていきましょう。


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丸ごとがぶかぶ。


自分にフィットしていればいいんです。はい。



それではまた!